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離乳食にほうれん草を使う時のポイント

離乳食にほうれん草を使う時のポイント

いつから離乳食にほうれん草を使える?

鮮やかな緑の葉物野菜であるほうれん草。そんなほうれん草は赤ちゃんも離乳食初期から食べられる、栄養価の高い野菜です。よく動くようになった赤ちゃんにとても必要な鉄分が豊富な緑黄色野菜で、また、赤ちゃんの健やかな発育を支えてくれるβ-カロテンも多く含まれています。

 

しかも、調理しても冷凍保存しても、その栄養価は失われにくいという点も、ほうれん草の魅力的なポイントです。今回はそんなほうれん草を離乳食に使う際のポイントをご紹介します。

 

また、ほうれん草をはじめとした葉物野菜はなかなか食べてくれないと悩むママも多いのですが、離乳初期期別に赤ちゃんも食べやすいおすすめレシピをまとめました。メニューに悩んだ時の参考にしてみてくださいね。

 

離乳食にほうれん草を使う時のポイント

離乳食にほうれん草を使う時の調理ポイントをまとめました。

 

【ポイント①あく抜きは少量なら電子レンジがおすすめ】
ほうれん草は大人が食べる時もそうですが、あく抜きが必要です。あくが残っていると、えぐみを感じる元になるので、しっかりあく抜きしてから離乳食にも使いましょう。

 

ほうれん草は鍋で茹でてあく抜きする方法が一般的ですが、赤ちゃんが食べる量は少ないので、電子レンジを使った簡単あく抜き方法がおすすめです。

 

1.ほうれん草を食べる量だけ水洗いし、ラップで包む
2.耐熱器に乗せ、電子レンジで2分程度加熱する
3.やけどに気を付けながらラップを外し、水にさらす
4.水気を絞ってできあがり

 

【ポイント②赤ちゃんに食べさせる時には葉先を使う】
離乳食にほうれん草を使う時には、茎の部分は繊維が多く赤ちゃんには食べづらいので、葉先を使うようにしましょう。葉先であれば、すりつぶしてペースト状にしやすいですよ。初期のころは葉先の葉脈も取り除いてあげるのがおすすめ。調理前に取るのがおすすめですが、面倒であればペースト状にしながら、固い部分は取り除きましょう。

 

【離乳食期別】ほうれん草のレシピ

離乳食期別に、ほうれん草のおすすめレシピをご紹介します。

 

【離乳食初期のおすすめレシピ:ほうれん草ペースト】
離乳食初期にはほうれん草をペースト状にしてあげましょう。どんな野菜もそうですが、最初は赤ちゃんスプーン1さじから始めてください。

 

1.ほうれん草の葉の葉脈なども取り除き、1cm角程度にカットする
2.小鍋に1を入れて茹でるか、電子レンジで加熱する
3.水を切り、裏ごしする
4.湯冷ましを少しずつ入れ、ペースト状になったら完成

 

なかなか食べてくれない時はお粥に混ぜたり、ペースト状にする時にだし汁を使うと食べてくれる子もいますよ。

 

【離乳食中期のおすすめレシピ:ほうれん草の白あえ】
ほうれん草をあまり進んで食べてくれない場合は、豆腐と組み合わせて白あえにしてみましょう。口当たりがよくなるので、食べてくれる子もいますよ。

 

1.ほうれん草の葉先を柔らかく茹でる、または電子レンジで加熱する
2.水気を切り、みじん切りにする
3.絹ごし豆腐に熱湯をかけ、水気を切ったら、スプーンなどで崩す
4.3に2のほうれん草を入れ、和えたら完成

 

すぐに作れる簡単レシピです。他にも茹でたにんじんも加えると、栄養がアップしますよ。

 

【離乳食後期のおすすめレシピ:ほうれん草とバナナのサンドイッチ】
ほうれん草をサンドイッチのパンで挟んで、手づかみメニューにしてあげるのもおすすめです。バナナと組み合わせれば、ぱさぱさ感もなくなり、食べやすいかもしれませんよ。

 

1.ほうれん草の葉先をみじん切りにし、小鍋で茹でるか、電子レンジで加熱する
2.バナナを小さめに刻む
3.バナナとほうれん草を和えながらつぶす
4.サンドイッチのパンに3を挟む
5.赤ちゃんがつかみやすい大きさにサンドイッチをカットしたら完成

 

2cm~3cm程度の小さなサイズだと、つまみやすく、口に入れやすいでしょう。

 

【離乳食完了期のおすすめレシピ:ほうれん草の卵焼き】
卵アレルギーの心配がなく、卵が食べられるようになったら、ほうれん草をたくさん入れた卵焼きはどうでしょうか。少し薄味ですが、大人も一緒に食べられるメニューですよ。

 

1.ほうれん草の葉先を小鍋で茹でるか、電子レンジで加熱する
2.水気を切り、みじん切りにする
3.卵を溶き、2のほうれん草を混ぜる
4.塩を少々加える
5.フライパンに油をひき、卵焼きを作り、食べやすい大きさにカットしたら完成

 

冷ませば手づかみメニューにもなりますね。他にも卵焼きの中にしらすや鶏そぼろを入れるのもおすすめです。

 

まとめ

赤ちゃんにほうれん草の栄養をしっかり取ってもらうために、おいしく料理してあげたいですよね。そのためにはまず下ごしらえとして、あく抜きが大切です。少量ではありますが、えぐみが残らないようにあく抜きして、ほうれん草を好きになってもらいましょう。

 

また、ご紹介した以外にもほうれん草を使った離乳食メニューはたくさんあります。少しずつレパートリーを増やしながら、赤ちゃんの好きなメニューを見つけて、離乳食を進められるといいですね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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