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離乳食に海苔を使う時のポイント

離乳食に海苔を使うのはいつから?

葉酸や鉄分、食物繊維を多く含む海苔。

その風味や香りは食欲をそそり、赤ちゃんに大人気の食材です。

 

離乳食に海苔を使えるのは、生後7ヶ月~8ヶ月頃からの離乳食中期の時期から。

しかし、海苔というとおにぎりや海苔巻きのイメージが多く、どのように離乳食に使用して良いか悩むママも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、離乳食に海苔を使う時のポイントと、海苔を使用したおすすめの離乳食レシピをご紹介します。

 

離乳食に海苔を使う時のポイント

【①細かくちぎって使用する】

海苔は喉や口の中に張り付きやすいため、大きすぎると詰まらせてしまうことがあります。

そのため、赤ちゃんに与える際は細かくちぎってあげるようにしてください。

 

海苔は、乾燥している状態よりも、しっとりした状態の方が噛み切りにくいです。

月齢が上がって海苔巻きなどに使用する場合も大きさには注意しましょう。

 

【②そのまま与えない】

海苔はそのままの状態で与えると、より一層喉や口の中に張り付きやすくなります。

離乳食で海苔を使う際は、海苔に水分を含ませてしっとりとさせた状態で与えるようにすると張り付きにくくなるため安心ですよ。

 

【➂基本的には焼き海苔を与える】

海苔と言っても、焼き海苔や味付け海苔、そして韓国海苔など様々なものがありますよね。

味付けのりや韓国海苔は、朝食用やおつまみとしても常備している家庭が多く、赤ちゃんに食べさせても良いのか悩んでいるママも多いと思います。

 

しかし、味付けのりや韓国海苔は、赤ちゃんには味が濃すぎます。

離乳食にはそれらを使用するのは避けて、海苔本来の風味を感じられる焼き海苔を選ぶようにしましょう。

 

【④あげすぎに注意】

海苔には食物繊維が豊富に含まれているため、あげすぎるとお腹を壊してしまう場合もあります。

初めは少量ずつ様子を見ながら、徐々に増やしていくと良いでしょう。

とはいえ海苔は、どちらかと言えばメインで与える食材ではなく、風味づけとして活躍するシーンが多いですよね。

海苔は少量でも風味が高く、存在感がある食材なので少ない量でもそのおいしさを十分に感じられますよ。

 

【⑤海苔の保存方法】

海苔を開封しても、使う量はそこまで多くないため、次に使う頃には湿気ってしまっていた経験は誰にでも一度はあると思います。

そこでおすすめなのが、冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法です。

常温で保存するよりも湿気にくく、おいしさを保つことができますよ。

保存用袋などに入れて密封し、冷蔵保存で約3月、冷凍保存で約5ヶ月ほど保存が可能です。

 

【離乳食期別】海苔のレシピ

【離乳食中期:しらすとほうれん草の海苔あえ】

《材料》

海苔(4分の1枚)、茹でたほうれん草(20g)、しらす(10g)

 

《手順》

1、海苔を細かくちぎって皿に乗せる

2、茹でたほうれん草を細かく切って1に乗せる

3、塩抜きしたしらすを2に乗せる

 

海苔とほうれん草で、赤ちゃんに不足しがちな鉄分を摂取できるレシピ。しらすでたんぱく質もしっかりと摂れますよ。

海苔の香りとほんのり塩気が残っているしらすがあるので、醤油は足さなくてもOK。赤ちゃんの好みに合わせてみてくださいね。

ほうれん草は、苦手な赤ちゃんが多いですが、海苔をあえることでおいしく食べてくれるかもしれません。

 

【離乳食後期:おかかの手づかみおにぎりサンド】

《材料》

海苔(1枚)、軟飯(食べる分だけ)、かつおぶし(少々)

 

《手順》

1、かつおぶしと軟飯と混ぜる

2、海苔を半分に切り、1枚をラップの上に敷く

3、2の上全体に1を薄く敷き広げる

4、もう1枚の海苔を上に乗せる

5、上からぎゅっと押さえ、平たくする

6、5分ほど馴染ませる

7、海苔が馴染んでしっとりしたら、キッチンはさみで小さく切って完成

 

手づかみ食べが始まった赤ちゃんにぴったりなおにぎりサンド。

通常のおにぎりだと大きすぎるうえに、ポロポロと崩れてきてしまいますよね。

おにぎりサンドなら、崩れる心配もなく手も汚れずに赤ちゃん1人で食べることができますよ。

 

かつおぶし以外にも、しらすや赤ちゃん用のふりかけなどを混ぜてあげても良いですね。

 

【離乳食完了期:海苔の卵巻き】

《材料》

海苔(4cm×4cm程度)、卵(3分の2個)、すりごま(少々)、サラダ油(少々)

 

《手順》

1、卵を溶いて、サラダ油を熱したフライパンに流し入れる

2、1の上にすりごまとちぎった海苔をまぶす

3、2をくるくると巻き、卵にしっかりと火が通ったら完成

 

海苔とすりごまの香りが食欲をそそる卵巻き。

手づかみ食べにもぴったりで、ママも一緒に美味しく食べられますよ。

ロール状になっているので断面が可愛く、お弁当の一品としてもおすすめです。

 

まとめ

離乳食が完了しても、おにぎりやお弁当のデコレーションなどに大活躍する海苔。

赤ちゃんのうちから馴染み深い食材にしておくと、成長してもおいしく食べることができますね。

いつものおかゆや軟飯にマンネリ化してしまった時などにも、海苔の力を借りてみてください。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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