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市販の赤ちゃんおやつの選び方

市販のおやつの選び方

赤ちゃんおやつは市販のものでもOK?

大人にとっておやつは「楽しみ」である部分が大きいですが、赤ちゃんにとっては他の目的もあることを知っていますか?赤ちゃんはまだ胃が小さいため、離乳食だけでは栄養や水分の補給が難しいもの。そのため、おやつを合間で食べさせることが推奨されています。

 

また、おやつは手で持って食べる練習にもなりますし、毎日決まった時間に食べさせることで1日の生活リズムを安定させる役割もあります。
では、赤ちゃんのおやつにはどのようなものを食べさせてあげるといいのでしょうか。離乳食と同じように、おやつも手作りする方もいると思いますが、毎日だと用意するのは大変。

 

そんな時に便利なのが市販のおやつですが、どのような点に気を付けておやつを選べば良いのでしょう?そこで今回は市販のおやつを選ぶポイントと、選ぶのを避けたいおやつなど選ぶときの注意点についてまとめました。

 

市販の赤ちゃん用おやつを選ぶポイント

市販されている赤ちゃん用のおやつには、おせんべいやクッキー、ヨーグルトなどさまざまな種類があります。どの種類のおやつでも、選ぶときには次のような点を確認してみましょう。

 

【1.月齢表記が赤ちゃんに合っているか】
赤ちゃん用の市販のおやつには対象月齢が表記されていることがほとんどです。対象月齢はその月齢の発育状態を想定し、作られているので、その月齢の赤ちゃんが食べやすいように工夫をされています。ただし、対象月齢があっていても、成長には個人差があるので、普段の離乳食の進み具合なども考慮しながら選びましょう。

 

【2.原材料にアレルギーの要因となるものや食べたことがないものが入っていないか】
食品表示もよく確認しましょう。特に食物アレルギーを持つ赤ちゃんは、その原因となる食材がおやつに使われていないかをチェックします。また、離乳食では食べたことがない食材が入っているおやつは避けるのがいいでしょう。

 

【3.補いたい栄養が入っているか】
赤ちゃんにとっておやつは栄養を補う目的もあるため、補いたい栄養素が含まれているかどうかもチェックしましょう。カルシウムや鉄分など、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素が入っているものがおすすめです。

 

【4.味付けが濃すぎないか】
離乳食は薄味を基本にして作られている方が多いと思いますが、おやつも同じです。赤ちゃん用として市販されているおやつでも、中には味が濃い目につくられているものもあります。おやつで濃い味付けに慣れてしまうと、薄味の離乳食を食べなくなってしまう可能性も…。

市販のおやつを購入した時には、ママが最初に食べて味の濃さを確認するといいでしょう。

 

【5.赤ちゃんに適した量やサイズであるか】
おやつをどんどん欲しがる赤ちゃんもいますが、おやつはあくまで補助食材です。おやつを食べすぎて離乳食が食べられなくなると、元も子もありません。適量が個別包装されているおやつを選び、「もうないよ」と赤ちゃんに見せてあげるのもいいでしょう。個別包装されたものなら、お出かけ時にも持ち歩きやすいのでおすすめです。

 

また、サイズも赤ちゃんにとって大きすぎると食べづらいです。小さく割って出してあげるか、赤ちゃんが食べやすい大きさのものを選ぶようにしましょう。

 

赤ちゃんのおやつを選ぶときの注意点

赤ちゃん用として市販されているおやつは赤ちゃんに食べさせても問題がないものが多いですが、それ以外の一般的なおやつやヨーグルト、チーズなどを赤ちゃんに選ぶ方もいますね。赤ちゃんに与えてはいけないものではないのですが、その際に注意したいことをご紹介します。

 

【注意したいおやつ】
赤ちゃん用として市販されていないおやつには月齢表示がありません。そのため、次の点に注意して選びましょう。

 

砂糖の量
市販されている一般的なヨーグルトは赤ちゃんにも食べやすいですが、砂糖が多く含まれているものも多くあります。離乳食でも使えるようなプレーンの無糖ヨーグルトを選びましょう。

 

塩分の量
市販のスナック菓子などは塩分が多く含まれているものが多いので、避けましょう。また、チーズにも塩分が多く含まれます。たくさんは食べさせすぎないようにし、他のおやつと一緒に組み合わせてあげるといいでしょう。

 

添加物の種類
添加物の中には赤ちゃんの腸内環境に良くない影響を与えるものもあります。気になる場合は、無添加のものを選んだり、聞き慣れない成分が含まれているお菓子を避けるようにすると安心です。

 

【避けたいおやつ】
赤ちゃんには次のようなおやつは避けましょう。

 

固すぎるもの
固いおせんべいやナッツ、するめなど赤ちゃんの顎の力では噛み切れないものは避けてください。

 

喉に詰まる危険性のあるもの 
一見良さそうに見えるミニトマトやブドウやさくらんぼ、ピーナッツなどは、丸くてつるんとしているので喉に詰まる可能性があるため危険です。
また、お餅やこんにゃくゼリーなども、喉につるっと入ったり、伸びたりするものは窒息の危険があるので避けましょう。

 

まとめ

栄養補給や食べる楽しみを覚えられるおやつ。赤ちゃんの生活にはぜひ取り入れたいものですが、市販のおやつを選ぶときには、今回ご紹介したようなポイントで選んでみてください。注意点については過度に心配する必要はありませんが、赤ちゃんに安心して食べてもらえるようなものを選んであげてくださいね。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

2人の男の子を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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