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ベビーオイルの選び方と使い方

ベビーオイルの選び方と使い方

ベビーオイルで赤ちゃんのケアをしよう

赤ちゃんの肌は柔らかくきめ細やかですが、実は大人の半分くらいしか皮膚の厚みがありません。
そのため適切なケアをしてあげないと、乾燥によるトラブルが起こりやすいのです。

 

赤ちゃんの肌ケア方法はいくつかありますが、保湿をしてあげるならベビーオイルを使うのがおすすめ
ベビーオイルに配合されているオイルが赤ちゃんの皮膚を保護して水分の蒸発を防ぐことで乾燥をから守ってくれたり、オイル自体が浸透して保湿することで、肌を健やかな状態に保ってくれる効果があります。

 

最近では赤ちゃんの保湿以外の目的でも使われることが増えてきているベビーオイル。
種類や選び方のポイントを確認し、赤ちゃんの肌を健やかに保ってあげましょう。

ベビーオイルの種類と選び方

ベビーオイルといっても商品は数多くあり、どれを使おうか悩むかと思います。
ベビーオイルには大きく分けて2つの種類があるので、気になっている商品の主成分を比較してみてください。
どちらを購入すかは、赤ちゃんの肌への用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。

 

【ミネラルオイルがベース】
ミネラルオイルとは、鉱物油とも呼ばれている成分。
そう聞くと驚いてしまうママもいると思いますが、病院からも保湿のために処方されているワセリンは、この鉱物油を精製して作られているものです。
安定性があり、高い保湿力があるワセリンは、子どもから大人まで幅広く使われていますよね。

 

ミネラルオイルは原料が同じ鉱物油からできており、赤ちゃんにも安心して使えるオイルとなっています
ワセリンよりもべたつかず伸びもいいので、使いやすいですよ。
薬局やベビーショップなどで一般的に取り扱われている多くの商品は、このミネラルオイルが主原料のベビーオイルがほとんどで、値段も比較的安く購入できます。

 

ただし、ミネラルオイルがベースとなっているベビーオイルは、これ自体には保湿力はありません
赤ちゃんの肌に保護膜を作り、外部の刺激から守ってくれたり、肌の水分の蒸発を防ぐことで保湿力を高めてくれるのが、こちらのベビーオイルです。

 

赤ちゃんの肌に優しく、成分が浸透しないことを考えると、赤ちゃんにも安心して使えると言えるでしょう。

 

【植物油がベース】
赤ちゃんや妊婦にも使える植物油をベースに使って配合されているベビーオイル。
カランデュラオイルやホホバオイル、オリーブオイル、アーモンドオイル、中には米ぬかから作られたオイルを使っている商品もあります

 

赤ちゃんのスキンケアを取り扱っているメーカーなどから販売されていて、一部はベビーショップでも購入できますが、専門店や通販で購入する商品もあります。値段は比較的高額です。
各社こだわりの植物油をブレンドして、赤ちゃんの肌に浸透し保湿しながらも守ってくれるベビーオイルとなっています。

 

日頃のスキンケアのほか、ベビーマッサージを目的とした使用方法が人気のオイル
産後で乾燥しがちなママの顔や全身も一緒に保湿できるので、親子で使ってみるのもいいですね。
乾燥による肌トラブルがひどい赤ちゃんへの保湿にも使えますが、原料が植物からできているため、肌に合わなかったりアレルギーを引き起こすことも予想されます
必ず少量ずつ試してみて、肌の改善がみられるようなら使ってみましょう

ベビーオイルの使い方

保湿力の高いベビーオイルは、赤ちゃんのスキンケアをはじめ、様々な用途で使うことができます。

 

【赤ちゃんの保湿】
本来の使い方である赤ちゃんの全身の保湿で使う方法です。
入浴後は肌から水分が蒸発していくので、それを防ぐ目的で使ってあげるといいですね。

 

ただし、ミネラルオイルが主成分のベビーオイルは、付けすぎると逆に毛穴を詰まらせる原因になります
薄く延ばす程度でも効果は十分ですので、適量を守って使いましょう。

 

【ベビーマッサージ】
植物油がベースのベビーオイルはたっぷり使いながらベビーマッサージをして、赤ちゃんとのスキンシップを楽しみましょう。

 

【汚れ落とし】
綿棒にベビーオイルを少量付け、おへそや耳の掃除をしてあげるのに使えます。
綿棒の摩擦から肌を守り、オイルが汚れを浮かせて優しく落としてくれますよ。

 

【荒れがちな部分の保護】
口周りがよだれや離乳食で荒れてしまう赤ちゃんは、ベビーオイルで膜を作っておくことで、肌荒れを予防できます。

 

【綿棒浣腸】
赤ちゃんが便秘の時、綿棒にベビーオイルを含ませてお尻の穴を優しく刺激してあげると、赤ちゃんの排便を促してあげることができます。
ただし、綿棒浣腸で出てこない時や便秘がひどい場合はすぐにやめ、医者に診てもらいましょう。

 

【ママの保湿】
ママの妊娠線のケアなどの保湿にもベビーオイルが活躍します。
さらに、妊娠していない女性にもベビーオイルが注目を集めていて、顔や手、唇、髪の毛、全身の保湿や、リンパマッサージなどにも使われています。

ベビーオイルを赤ちゃんに使ってあげよう

ベビーオイルは赤ちゃんの肌にも安全に使えて、保湿に役立つアイテムです。
1本用意しておくと保湿以外にも活躍する場面も。赤ちゃんのスキンケアに取り入れてあげましょう。

この記事を書いたライター

斉藤亜依
斉藤亜依

4歳と2歳のやんちゃ娘を育児中の元保育士。現在は旦那の自営業を支えながらも、保育や子育ての経験を活かせる仕事がしたい!と強く思い、上の子の出産を期にライターの仕事をしています。 ワ―ママ×ワンオペ育児でキツイと感じることもありますが、同じように仕事や育児に奮闘するママに寄り添えるような記事をお届けしたいと思っています。

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