ベビーマッサージにオイルは必要?
赤ちゃんの皮膚はとてもデリケートなので、ベビーマッサージをする際は、赤ちゃんの肌を守るためにもベビーオイルを使用するのがおすすめ。
そんなベビーオイルですが、たくさんの種類があるのでどれを購入すればいいのか悩むこともありますよね。
そこで今回は、ベビーマッサージにおすすめのオイルの選び方を紹介するので参考にしてみてくださいね。
ベビーマッサージオイルの選ぶ時のポイント
ベビーマッサージオイルには、たくさんの種類があります。
ここでは、マッサージオイルの選び方を解説していきます。
【オイルの種類で選ぶ】
使用されているオイルで選ぶのもいいでしょう。
たくさんあるので、一部のみになりますが、ベビーオイルに使用されていることが多いものを紹介していきます。
①ホホバオイル
砂漠に生えるホホバの種から作られるオイル。
肌馴染みが良く、サラッとしていてビタミンが豊富です。
②アーモンドオイル
アーモンドの種子から作られるオイル。
使い心地もなめらかで、ビタミンやミネラルなども豊富です。
③マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツから作られるオイル。
人間の皮脂の成分に近いパルミトレイン酸を豊富に含んでいるので、肌への浸透性が高いです。
④オリーブオイル
オリーブの実から作られるオイル。
人間の皮脂に近いオレイン酸を多く含んでいるので肌を乾燥から守り、保湿してくれます。
※食用ではなくスキンケア専用のオリーブオイルを使用しましょう。
⑤ツバキオイル
ツバキの種子から作られるオイル。
人の皮脂に近いオレイン酸を豊富に含んでいるので、肌馴染みもいいです。
⑥鉱物油
石油から精製されたオイル。鉱物油の中では、ワセリンやミネラルオイルが有名です。
紫外線や外部の刺激から守ってくれる成分が入っているため、アトピーの子の肌を保護するためにも使用されることがあります。
⑦動物性オイル
馬由来の馬油や由来のスクワランなどが有名です。
保湿力が高く肌馴染みもいいです。
ただし、セサミオイルやアーモンドオイルなどの、アレルギーを起こす可能性のあるものもあるので、選ぶ際には注意が必要です。
【添加物の少ないものを選ぶ】
赤ちゃんの肌は、とてもデリケートです。
添加物の少ないもの、アルコールが含まれていないものを選ぶようにしましょう。
添加物が多いものだと、湿疹ができてしまう可能性もあるので無添加のものを選ぶと安心かもしれませんね。
【酸化しにくいものを選ぶ】
赤ちゃんの肌に優しいものを選んでも、時間の経過で成分が変化してしまうものもあります。
オイルが酸化して、成分が変化してしまうと赤ちゃんにとっては有害なものになります。
肌に優しい植物性オイルでも、酸化しやすいものがあるので、酸化防止のためにビタミンEを多く含まれたものが入っているものを選ぶといいでしょう。
しかし、開封した日をピークに品質が落ちていくので、3ヶ月頃を目安に使い切ってください。
量が多いものよりは、コンパクトサイズのものを選ぶといいかもしれませんね。
マッサージオイルを使用する際の注意点
全身に使用することができるマッサージオイルですが、使用する際の注意点を確認しておきましょう。
【パッチテストを行う】
ベビーマッサージオイルは、オーガニックや無添加のものを選んで使用しても肌に合わないこともあります。
使用するオイルが、赤ちゃんの肌に合うのかオイルを使用したベビーマッサージを行う前に確かめるといいでしょう。
マッサージオイルをガーゼに染み込ませて、赤ちゃんの太ももなどに30分~2時間ほど貼っておきます。
1~2日後にオイルガーゼを貼った部分を確認して、肌荒れや湿疹が起こっていないか確認します。
もし、湿疹などができてしまった場合は、使用したマッサージオイルは使用しないようにしましょう。
【人肌に温めてから使用する】
マッサージオイルを、ボトルから出してすぐに赤ちゃんに塗ってしまうと、冷たくてビックリしてしまいます。
指輪などのアクセサリーを外したママの手で、人肌程度に温めてから使用するようにしましょう。
一度嫌な経験をしてしまうと、マッサージされることを嫌がってしまう可能性があるので気をつけましょう。
また、湯煎などをして温めると成分が変わってしまう可能性があるので注意が必要です。
まとめ
赤ちゃんの肌はとても敏感です。
ベビーオイルは、肌だけでなく顔や髪を含めた全身に使用することができます。
今回紹介したベビーオイルを参考に、ママも一緒にスキンケアを行うのもいいですね。
赤ちゃんとスキンシップが取れ、親子のコミュニケーションの時間にもなるベビーマッサージを楽しんでみてください。