ベビーマッサージは服の上からでもOK!
赤ちゃんとママのスキンシップにおすすめのベビーマッサージ。
ベビーマッサージと聞くと、赤ちゃんを裸にし、ベビーオイルなどを使って直接肌を触ってマッサージをするイメージが強いですよね。
それなりの環境を整えなければならず、「いつでもどこでもできる」というわけでもないので、なんだかハードルが高いように感じてしまうママも…。
しかし実際は、ベビーマッサージは服の上からでも行うことができるんです!
服の上からでも充分効果を感じられるため、ぜひ赤ちゃんとのスキンシップタイムに取り入れてくださいね。
今回は、服の上から行うベビーマッサージのメリットやおすすめの方法をご紹介します。
服の上から行うベビーマッサージのメリット
まずは服の上から行うベビーマッサージのメリットを見ていきましょう。
【メリット①場所とタイミングを問わずにできるから】
ベビーマッサージというと、先にもご紹介したとおりオイルを塗ったり赤ちゃんが裸になっても寒くないように室温を調節したりする必要がありますから、意外とベビーマッサージを行う場所や時間が限られてしまうもの。
しかし服の上から行う場合は、いつでもどこでもマッサージすることができるので、とても手軽なんです!
面倒な準備に時間を取られる心配もありません。
極端に言えば、外出先で赤ちゃんがぐずったときに背中や肩をさすってリラックスさせてあげることだってできるんですよ。
【メリット②いつでもママとのスキンシップを楽しめる】
時間と場所を問わない服の上からできるベビーマッサージは、その手軽さからママもマッサージしやすくなるでしょう。
もともとベビーマッサージは、赤ちゃんとのスキンシップを目的とし、ママと赤ちゃんのコミュニケーションの手段として行いますから、マッサージの回数が増えれば、その分、赤ちゃんもママとのスキンシップを楽しむことができますよね。
親子の絆がグッと深まり、赤ちゃんの情緒の安定にもつながります。
服の上から行うベビーマッサージのやり方
普段は赤ちゃんを裸にした状態でベビーマッサージを行いますが、服の上からでもできるマッサージはいくつかあります。
手軽に誰でもできる方法なので、覚えておくと外出先などどこでもマッサージができて、赤ちゃんのご機嫌も良くなるかもしれませんよ。
【足のマッサージ】
①足の付け根からやさしく足の先まで撫でていきます。(リンパの流れにそって血流をよくするイメージで)両足を数回繰り返し行いましょう。
②次に足の裏の土踏まずのあたりからつま先に向かって軽く指で押していきます。これも両足行います。
③最後に足首を持って交互にやさしく膝を曲げ伸ばししましょう。このとき無理に足を引っ張り過ぎないように注意してください。
赤ちゃんの顔を見ながら、歌を歌いながら楽しそうにマッサージをするのがおすすめですよ。
【お腹のマッサージ】
①赤ちゃんのお腹にやさしく手を当て、「の」の字を描くようにグルグルと手をゆっくり動かしていきます。このときお腹を圧迫しすぎないように注意しましょう。
②次に両手で大きく円を描くように、赤ちゃんの胸~お腹のあたりまでグルっとマッサージします。ゆっくり大きく行うのがコツです。
「の」の字マッサージは、赤ちゃんの便秘予防にも効果的ですよ。
【背中のマッサージ】
①うつぶせにできる月齢の赤ちゃんであれば、背中のマッサージをしてあげます。手のひらを赤ちゃんの肩甲骨あたりに持って行き、大きく円を描くようにお尻までやさしくマッサージしていきましょう。
②次に手のひらで赤ちゃんの背中を包み込むようなイメージで、背中全体をほぐすように大きく円を描くようにしてマッサージしていきます。
このとき、うつぶせにしている赤ちゃんの様子を見ながら、苦しそうにしていないか確認して行ってください。
服の上からベビーマッサージを行う際の注意点
服の上からベビーマッサージを行う場合は、以下の点に注意して行うようにしましょう。
【注意点①力を入れすぎない】
服の上からだとオイルを塗っている手指と異なり、少しマッサージの手が滑りにくいかもしれません。
つい力を入れすぎてしまうため、圧迫しすぎないように注意しましょう。
【注意点②ながらマッサージはしない】
ベビーマッサージに慣れてくると、ママもテレビを観ながら…スマホを見ながら…と「ながらマッサージ」になりがちですが、ベビーマッサージの本来の目的はママと赤ちゃんとのスキンシップですから、しっかりと赤ちゃんの目を見て集中してマッサージをするようにしましょう。
集中していないと、気が付かないうちに手指に力が入ってしまったり、赤ちゃんが苦しそうにしているのに気づけないこともあります。
まとめ
これまでベビーマッサージのハードルが高いと感じていたママも、服の上から行えるのであればとても身近なものに感じられるのではないでしょうか。
あまり難しく考えず、普段から赤ちゃんとのコミュニケーションの1つとして、ベビーマッサージを通して愛情をたっぷり注いであげてくださいね。