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ベビーサインの基本情報

ベビーサインとは

ベビーサインとは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと手や指を使ったジェスチャーを使ってコミュニケーションをする育児法のことです。

 

ベビーサインはアメリカの児童心理学者が、乳幼児の自己表現行動を研究し提唱したものです。

それが書籍として出されたことで1990年代にアメリカで広まり、2000年以降には日本でもベビーサインの教室が増えて広く知られるようになったと言われています。

 

ベビーサインを教える時期

ベビーサインを始める時期としては、自我が芽生え始める生後半年頃が良いでしょう。

 

早い子で生後3ヶ月から始めるなど個人差もあります。ママやパパなど他者や周囲に興味を持ち始めたり、手や指を上手に使い始めるようになった頃が、ベビーサインを教える時期として適しています。

 

ベビーサインのメリットとデメリット

ベビーサインにはメリットとデメリットがあります。ベビーサインを育児に取り入れる前に、どちらも把握することが重要です。

 

【ベビーサインのメリット】

・赤ちゃんの要求が分かりやすくなり育児ストレスが軽減されて育児が楽しくなる

・体調不良を早く発見しやすくなる

・親子の信頼関係が深まる

・コミュニケーション力が育つ

・言葉を覚えるのがスムーズになる

・ママ任せが減ってパパも育児に協力しやすくなる

 

【ベビーサインのデメリット】

・ベビーサイン教室に通う場合はお金と通う負担がかかる

・月齢以上の行動を期待しすぎてしまう

・ベビーサインを知らない人に赤ちゃんを預けにくくなる

・ベビーサインを繰り返し教えるのが負担になることも

・ベビーサインの要求に応えすぎてしまう

 

ベビーサインは赤ちゃんの要求が分かりやすくなって育児が楽しくなると感じる方もいれば、何度も教えることが負担になってしまう場合もあります。

メリットとデメリットを把握した上で、取り入れるようにしましょう。

 

ベビーサインの教え方

ベビーサインを教える場合は、専門の教室に通って教える方法と、本やDVDなどを使って独学で教える方法もあります。

 

専門の教室に通う場合は講師が正しい方法で教えてくれるので、1から習得して覚えるという負担がありません。教室に通うことで、近い月齢の赤ちゃんを持つママやパパが集まる機会になり、情報交換しながら子育ての息抜きをすることもできます。

 

独学で教える場合は、本やDVDを購入し習得します。教室に通うよりも低コストで、好きな時間に教えられるというメリットがあります。

教室に通うと、他の赤ちゃんと比較してしまうと不安な方はマイペースに独学で教える方が良いでしょう。

 

ベビーサインを教えるときのポイント

ベビーサインを専門の教室や独学で教える場合でも、教え方のポイントを押さえておきましょう。

 

【笑顔でゆっくりを心がける】

新しいことを始めるときは特に、大人が緊張してしまうと赤ちゃんにも伝わってしまいます。

笑顔で焦らずゆっくり教えることを心がけて、赤ちゃんにまずは「楽しい」と感じてもらえるようにしましょう。

 

【1つに絞らない】

1つ覚えるとそればかりに集中してしまう方も多いようです。

同時に5~10個くらいを教えるようにして、赤ちゃんがしやすいサインを見つけましょう。

この記事を書いたライター

赤ちゃん成長ナビ
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