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ベビーサインのメリットは?

ベビーサインのメリットは

ベビーサインとは?

言葉を覚える前の赤ちゃんと、サインやジェスチャーでコミュニケーションをとることができるベビーサイン。
日本では、2000年以降に雑誌やテレビで紹介される機会が増え、講習会や勉強会などを通じてママたちの間に広まりました。

 

ベビーサインと言えば、

 

ミルクが欲しい時に『お腹が空いた』
おむつが気持ち悪い時に『おむつ替えて』

 

など、言葉の話せない赤ちゃんの要求をサインとして表現できるため、ママも赤ちゃんの要求を理解しやすいというメリットがあります
しかし、実はこのほかにもベビーサインを使うメリットはたくさんあるんです。そこで今回は、ベビーサインのメリットについて詳しくご紹介します。

ストレスが軽減できる

ママにとって、赤ちゃんが泣いている原因を探るのは簡単なことではありません。
お腹が空いたのかな?とミルクを作っても飲んでくれなかったり、おむつが汚れて気持ち悪いのかな?と思っても違っていたり。

 

結局、ずっと抱っこしたりあやしたりするしかなくて時間だけが過ぎていく…そんな経験のあるママも多いのではないでしょうか。

 

しかし、赤ちゃんにも泣く理由があります。
ただ、言葉が話せないために、慣れないうちはママが赤ちゃんの気持ちを理解することができません。赤ちゃんにとっては「何でママはわかってくれないの?」と悲しくなってしまいます。

 

このようにお互い、どうしたらよいかわからなくなって心身ともに疲れてしまうこともありますよね
ときにはお互いのストレスになっていることも多いのではないでしょうか。

 

そんなとき、ベビーサインでやり取りができれば、赤ちゃんの要求に気付いてあげることができるようになります
泣かなくても要求が伝わるので、赤ちゃんもストレスを感じなくて済むでしょう。赤ちゃんが泣く機会が減ると、ママのストレスも軽減されるのではないでしょうか

体調不良に気付くことができる

お腹が痛い時、どこかがかゆい時、言葉の喋れない赤ちゃんは、泣いてママに訴えるしかできません。

 

でも、赤ちゃんが『痛い』『かゆい』といったベビーサインを送ってくれたら、赤ちゃんの異変に早く気付いてあげられますね。
病気やケガ、体調不良の早期発見につながるかもしれません

「ダメ」を理解させることができる

ベビーサインは、赤ちゃんが大人に対して要求や意思を伝えるためだけに使うツールではありません。
ベビーサインによって、大人が赤ちゃんに説明したり意思を伝えることもできるのです。
特に『ダメ』を伝えたい時に効果があります

 

たとえば、「階段やストーブは危ないから近づかないでね」と言っても、言葉がわからない赤ちゃんは理解できません。
でも、これらをベビーサインで表現することで、ダメなこと・危ないことを伝えることができます。

 

特にはいはいや伝い歩きが始まる時期は、危険がいっぱいですから、事故防止のためにもベビーサインは大きな役割を担ってくれることでしょう

家族の絆が深まる

大人でも、相手とのコミュニケーションがうまくいくようになれば人間関係もうまくいくようになりますよね。
赤ちゃんとママの関係もまさにその通りで、ベビーサインによって意思疎通がうまくいくようになれば、赤ちゃんは
「ママは私の思ってることをわかってくれる」
「ママはぼくの欲しいものに気付いてくれる」
と、よりいっそうママを信頼してくれるようになるでしょう

 

また、家族でベビーサインを使うことで連帯感が生まれたり、パパやおじいちゃんおばあちゃんも育児に参加しやすくなり、家族の絆が深まるかもしれません

言葉の発達に役立つ

個人差はありますが、赤ちゃんが「パパ」「ママ」などの言葉を発するようになるのは1歳頃から。
さらに、言葉でコミュニケーションが取れるようになるのは、早い子でも1歳半ごろからになります。

 

ベビーサインなら、言葉を話し出すもっと前、生後7ヶ月くらいからコミュニケーションを取ることも可能です。
これは、一説によると、唇や舌の動きよりも手や指の動きの方が早く発達するからだそうです。

 

そして、早くからベビーサインで大人とコミュニケーションをとることを覚えた赤ちゃんは、次に覚える「言葉」に対しても積極的に習得しようとする傾向があるようです

 

ベビーサインを迷っているママの中には、「ベビーサインで意思が伝わるから、言葉を覚えるのが遅くなるのでは」と不安に思っている人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

 

言葉の発達は、個人差が大きいものですから、ベビーサインを覚えたからといって発達が遅れるというわけではないことも理解しておきましょう。
むしろ赤ちゃんによっては、ベビーサインを使用した会話ができるようになることで、積極的に言葉を覚えようとしてくれるかもしれないのです。

まとめ

離乳食を食べて「おいしい」、ねんねをする前に「ママ大好き」とベビーサインしてくれたらママは、とても幸せな気分になれるのではないでしょうか。

 

なんといっても、まだ言葉の喋れない赤ちゃんが一生懸命自分の意思を伝えようと小さな手で表現するのはとてもかわいらしいもの。
ベビーサインを通じて、家族の笑顔が増えるかもしれません。あまり難しく考えず、まずは2~3個のベビーサインを取り入れてみてはいかがでしょうか

この記事を書いたライター

北村 美涼
北村 美涼

関西在住、1男1女を持つワーキングママです。 産休、育休、フレックス、時短、在宅、テレワーク、といろいろな勤務体系経験済み! ハワイとたこ焼きと太陽の塔が大好き!どれも私のパワーのみなもとです。

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