簡単なベビーサインが知りたい
おしゃべりができない赤ちゃんとコミュニケーションが取れるというベビーサイン。
最初はママがベビーサインをして見せることで、徐々に赤ちゃんがそのサインを覚えると、赤ちゃんは言葉を話せなくてもしてほしいことや気持ちなどをサインを通じて伝えてくれるようになるかもしれませんよ。
しかし、ベビーサインを使用したいといっても、どんなベビーサインがあるのか知らない、難しそう…と思う方もいるでしょう。
そこで今回は、ベビーサインに興味がある方におすすめの、簡単なベビーサインを紹介していきます。
参考にしながら挑戦してみてくださいね。
簡単なベビーサイン12選
ベビーサインは、お座りができて指差しができるようになった生後6ヶ月頃から始めるのがいいでしょう。
また、ねんね期の頃からでも、目と耳で覚えることは可能なので、早くから取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
ベビーサインを行う際は、声を掛けながらゆっくりと赤ちゃんに動作を見せてあげるようにしましょう。
では、簡単なベビーサインを12種類を解説していきます。
【①おっぱい・ミルク】
片手を胸の前で「グー・パー」と閉じて開きます。
赤ちゃんにとって大切なおっぱいとミルクは、1日に何度も使うので覚えてくれると嬉しいですね。
「おっぱいを飲もうね」や「ミルクの時間だね」などと声を掛けながら行いましょう。
【②おむつ】
両手で自分の下腹部をポンポンと叩きます。
おむつが気持ち悪い時に自分から教えてくれるようになると、トイレトレーニングにも役に立つかもしれませんね。
「おしっこした?」「うんちした?」「おむつ替えようね」などと声を掛けながら、サインをみせてあげましょう。
【③食べる】
指をくっつけて口の前に持ってきます。
離乳食が始まった頃から使用するといいでしょう。
お腹が空いたら自分から教えてくれるようになると嬉しいですよね。
ご飯の始まりやおやつの時間に「ごはんを食べよう」や「おやつを食べよう」と声を掛けながら行いましょう。
【④おいしい】
片方の手のひらや指でほっぺたを軽く2~3回たたきます。
ご飯やおやつなどを食べている時に使用したいベビーサインです。
おいしい時に自分からベビーサインをしてくれると、食事の時間がより楽しくなりそうですね。
「ご飯おいしい?」や「おいしい?」と聞きながらサインを見せてあげてください。
【⑤飲む】
コップを持つ真似をして手を口元に近づけます。
喉が渇いた時や暑い夏に使用したいベビーサインです。
【⑥もっと】
両手の指先をすぼめてトントンと合わせます。
ご飯の終わりや遊びの終わりの泣いている際に、使用したいベビーサインです。
「もっと遊びたい?」や「もっと食べたい?」など聞きながら行うといいでしょう。
【⑦おしまい】
両手の手のひらを上に向けて、クルっと下に向けます。
遊びやご飯の終わりに、「遊びはおしまいだよ」「ご飯はおしまいだよ」など、分かってほしいときに使えます。
【⑧痛い】
両手のひと指し指を胸の前でトントンと数回合わせます。
気持ちを共感しあうことのきっかけにもなりそうなベビーサインです。
転んだりした際に、「痛かったね」などと気持ちに寄り添いながら、サインを見せてあげましょう。
【⑨お風呂】
両手をグーにして、お腹を手で擦るようにします。
毎日入るお風呂のベビーサインです。
「お風呂に行こうね」や「お風呂の時間だよ」など声を掛けながら行いましょう。
【⑩ねんね】
両手を合わせて片側のほっぺたにくっつけます。
お昼寝や夜寝る時に、寝る時間だということを伝えるために、使用していきたいベビーサインですね。
【⑪聞こえる】
片方の手のひらを耳の後ろに当てます。
散歩に行った際や、お出掛けの際に見聞こえて気になったものを教えてくれると、よりお出掛けを楽しめそうですね。
音に注意を引きたいときにも使ってみましょう。
【⑫抱っこ】
両手を前に出して手を広げます。
抱っこは最大のスキンシップ。
甘えたい時、寂しい時、疲れた時など抱っこをして欲しい時に、抱っこのベビーサインを使ってくれると、気持ちも分かって嬉しいですね。
まとめ
簡単なベビーサインだけでも、たくさんのものがありましたね。
このほかにも本格的なベビーサインはたくさんありますが、簡単なものだけでも子育ての中に、ベビーサインを取り入れてみると、より楽しい日々が送れるかもしれません。
しかし、ベビーサインには興味を示してくれない赤ちゃんや、外出先ではしてくれない子など様々な赤ちゃんがいます。
ベビーサインは楽しくコミュニケーションを取ることが一番大事なことです。
ベビーサインを覚えてくれなかったり、使用しないからといって怒ることは避けましょう。
成長の個人差や個性もあるので、焦らずに気長にベビーサインをママ自身も楽しみながら使ってみませんか。
簡単なものだけでもいいので、少しずつ挑戦してみると、育児がまた新鮮で楽しくなるかもしれませんよ。