ベビーヨガって何?
ヨガは大人にとっては定番のエクササイズで、やったことがある方も多いのではないでしょうか。 夢中で行うと汗だくになって、リフレッシュやリラックス効果があるため、特に女性に人気があります。
ベビーヨガは、大人が行うヨガと異なり、親子のスキンシップを重視したプログラムになっています。 赤ちゃんはまだ1人でポーズを真似するようなことはできないので、親が赤ちゃんを抱えたりゆらゆら一緒に動くなど、触れ合いながらヨガのポーズをします。
普段赤ちゃんとのスキンシップをそこまで意識していなかった方も、ベビーヨガを機に「触れ合う」ことがさらに楽しくなるでしょう。
今回は「ベビーヨガ」について、メリットややり方、そして注意点をご紹介します。
ベビーヨガのメリット
まずはベビーヨガをするメリットについてみていきましょう。
【メリット①赤ちゃんの脳の発達】
ベビーヨガでは体の色々な部分に触れるため、赤ちゃんの五感を刺激します。 触れ合いや声かけで赤ちゃんも楽しく感じるため、赤ちゃんにとっても新しい刺激がたくさんあるでしょう。
そのような刺激が、脳や神経系の発達につながると言われています。
【メリット②赤ちゃんの免疫力が上がる】
免疫力が弱い赤ちゃん。丈夫な体になって欲しいと思う方が多いのではないでしょうか。
ベビーヨガを行うことによって、普段寝ているばかりの赤ちゃんも適度な運動をすることになります。
そのおかげで血液やリンパの流れに良い影響があるため、体に栄養が行き渡り免疫力向上につながります。
【メリット③ママのストレスや運動不足解消にも】
ベビーヨガのメリットは赤ちゃんだけではなく、一緒に行うママにももちろんありますよ。
普段はお世話で忙しくても、ベビーヨガなら赤ちゃんと一緒に軽い運動をすることができます。 赤ちゃんと楽しい時間を共有できるので、ストレス解消効果も期待できます。
ベビーヨガのおすすめのポーズ
ベビーヨガにはどんなポーズがあるのでしょうか。 ここでは特におすすめのポーズのやり方をご説明します。
【おすすめのポーズ・丹田呼吸】
丹田というおヘソの下にある部位を意識して行います。ゆったりと深い呼吸をするため、リラックス効果が高いと言われています。
<やり方>
①あぐらの姿勢で座って赤ちゃんを上に乗せる
②赤ちゃんを抱き丹田を意識して深い呼吸を繰り返す
【おすすめのポーズ・おしり歩き】
産後のおしり周りが気になる方におすすめの「おしり歩き」は、赤ちゃんのバランス感覚を養うのにもぴったりです。 ほど良くゆらゆら揺れるので、赤ちゃんも楽しくなりますよ。
<やり方>
①両足を伸ばして座り、赤ちゃんをママと向き合うようにして太ももの上に座らせる
②骨盤を立てて背筋を伸ばす
③左右交互におしりを動かして前後に動く
【おすすめのポーズ・ローリングバッグ】
足の甲に赤ちゃんを座らせて前後にブラブラと動かします。 ママのストレッチと、赤ちゃんのバランス感覚を養う効果があります。
<やり方>
①ひざを立てて体育座りをする
②向き合うように、赤ちゃんを足の甲に座らせる
③赤ちゃんの背中をしっかり抱き落ちないように足の甲で赤ちゃんを固定する
④前後にゴロンゴロンと大きくママの体を揺らす
ベビーヨガをする際の注意点
親子で楽しめるベビーヨガですが、いくつか気をつけたい点がありますので、ぜひ注意して行うようにしましょう。
【ベビーヨガは何歳から?】
動きによっては、首がすわっていないと不安定で怖いと感じる場合もあるかもしれません。
生後3ヶ月以降で首がすわってから、ママの体調面の回復なども考慮して、医師に相談してから行う方が良いでしょう。
【ベビーヨガのための準備は?】
動きやすく締め付けのない服装で行いましょう。また、周囲に物があると当たる可能性もあるので、できるだけ広いスペースを確保しましょう。
【どこでするのが良いの?】
自宅で気軽に行う方も多いですが、本格的にやりたい、安全な広い場所でやりたい場合は、専用のレッスンを受けてみるのも良いでしょう。 地域の児童館や支援センターなどで行っている場合もあるので、気になる方はぜひ調べてみましょう。
【時間帯は?】
特に何時と決めてやる必要はないですが、せっかく行うなら赤ちゃんの機嫌が良い時間帯が良いでしょう。
また、授乳後すぐだと吐き出してしまう可能性もあるので、授乳後やお昼寝前などは避けるようにしましょう。
まとめ
親子で楽しいスキンシップができるベビーヨガ。 触れ合いだけでも行うメリットとしては十分ですが、他にも赤ちゃんやママに嬉しい効果が期待できます。
赤ちゃんの月齢が小さい時は特に、大きな運動を親子でするのは難しいですよね。
ですが、ベビーヨガなら広いスペースがあればいつでも簡単に行うことができます。 最近運動していないかも、と思ったママはぜひこれを機に始めてみてはいかがでしょうか。