国際インファントマッサージ協会
国際インファントマッサージ協会(International Association of Infant Massage)、略してIAIMは、世界で初めて乳幼児に対するマッサージである、アメリカ人看護婦ヴィマラ・マクルアーが研究・開発したインファントマッサージを普及し、伝えて指導することを目的とした国際組織です。
国際インファントマッサージ協会は、1981年アメリカで創設されましたが、現在スウェーデンに国際事務局を置き、世界52ヶ国(2012年)に支部があり、医療従事者を中心に世界で約1万名のインストラクターが活躍中です。
【国際インファントマッサージ協会の使命】
国際インファントマッサージ協会の使命は、親(養育者)と子どもたちが世界中に愛され、大切にされ、尊敬されるように、養成・教育・研究を通じて、慈愛に満ちたふれあいとコミュニケーションを育むことを促進することです。
【国際インファントマッサージ協会の活動】
国際インファントマッサージ協会は、「親子の絆」を大切にしています。インファントマッサージを知ることで、赤ちゃんからのメッセージを受けとめることの大切さ、そして心を込めて触れることの素晴らしさを実感してもらうために、活動しています。
全てのインファントマッサージ協会認定インストラクターが、「産後うつ」や「乳幼児虐待」などの予防を考え、親子へのインファントマッサージの普及はもちろん、より良い社会になるよう貢献しています。
IAIMがアメリカで開催するインファントマッサージ教室では、年間1万人以上が受講し、虐待防止や育児不安の解消などに効果を挙げているのです。
日本インファントマッサージ協会
日本インファントマッサージ協会(Japan Association of Infant Massage)、略してJAIMは、IAIM(国際インファントマッサージ協会)認定インストラクターを養成するための機関です。草間裕子が発起人となり1997年東京で日本インファントマッサージ協会を設立し、2005年より国際インファントマッサージ協会日本支部・常設顧問に就任。
本部・日本支部とのつながりを更に強化するために活動しています。2012年時点で国家資格を有する協会会員数約780名が活躍中です。
【日本インファントマッサージ協会の活動】
国内でのインストラクター養成活動やインファントマッサージ普及などに努めるため、全国でインファントマッサージ教室を展開して親子に教え、インストラクター養成講座も開いています。
「ベビーマッサージ」という言葉が認知されつつある今、「インファントマッサージ」という言葉が一日も早く日本の地に根づき、より多くの親子が世界中の人達と全く同じように、インファントマッサージの恩恵を受けられるように、活動しています。