赤ちゃんの体

意思・感情の表現

赤ちゃんは、よく泣きます。話しができない赤ちゃんは、意思や感情、欲求などのすべての気持ちを、言葉の代わりに泣いて表現するからです。
空腹やおむつ替え、眠いなどの欲求は、赤ちゃんとの生活に慣れてくれば、ママにもわかることもありますが、感情を読みとるのは難しいものです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、視覚は未発達ですが、聴覚や触覚は発達しています。
言葉が通じなくても話しかけ、抱っこしてスキンシップやコミュニケーションをとることで、赤ちゃんの機嫌も落ち着き、気持ちも通じやすくなるでしょう。

新生児微笑(生理的微笑)

赤ちゃんが心地よいときに、まるで微笑んでいるように見えることがあります。これは、新生児微笑(生理的微笑)と呼ばれる反射です。
大人は、何か面白いと感じるときに笑いますが、新生児微笑は、面白くて笑っているわけではありません。

 

自分の意思とは関係なく無意識に笑う、つまり表情筋が動くことで笑ったように見える生理現象です。
新生児微笑をする理由はいまだはっきりとは分かっていませんが、笑顔を相手に見せることで守護してもらおうという自衛本能の1つといわれています。
この時期は、目もよく見えず、感情で笑っているわけではないので、新生児微笑がないからと言って発達過程を心配する必要はありません。

 

新生児微笑はこの時期特有のもので、生後2~3ヶ月頃には、大人と同じ「社会的微笑」に変わります。

原始反射

原始反射は、胎児期から新生児期に見られる特有の動きで、特定の刺激に対して起こす無意識の反応になります。
危険から身を守るためや発達の促進、生きていく上で必要な母乳を飲むために備わった反射です。

 

一般的な原始反射は、モロー反射、手掌把握反射、ギャラン反射、歩行反射、哺乳反射などで、それぞれ出現時期や消失時期が異なります。

 

原始反射は健診の検査項目にも含まれ、障害の有無や運動機能などの成長のバロメーターとして、出現や消失がチェックされます。

【モロー反射】
赤ちゃんを急に下に下ろしたり、体を傾けたりすると、ビクッとして両腕を広げて抱きつくような動作をします。
これは落下などの危険から身を守るための原始反射で、ママのお腹の中にいるときから備わっているものです。

赤ちゃんをベッドなどに置く時にそっと置かないとこの反射が出て、赤ちゃんがビクッとしてそのビクッとしたことに赤ちゃん自身が驚き泣き出すことがあります。
ベッドなどに下ろすときはゆっくりしてあげましょう。

 

【手掌把握反射】
赤ちゃんの手にひらや足の裏をつつくと、ぎゅっと握る反射です。
身を守ることや歩く基礎を作る原始反射になります。ぎゅっと握ったまま離さない場合は、握りこぶしの指の付け根をさすると開くこともあります。

 

【ギャラン反射】
赤ちゃんの背中をさすると、お尻をフリフリする愛らしい原始反射です。
脳を刺激してバランス感覚を養い、首や腰が正常にすわるようにするためのものだと言われています。

 

【歩行反射】
赤ちゃんの脇を抱えて足を地面につけると、左右交互に動かして歩くような動作をします。
ママのお腹の中でも見られる、歩く基礎になる反射です。

 

【哺乳反射】
赤ちゃんが母乳やミルクを飲むための反射です。 哺乳反射には4種類あり、順に探索反射、捕捉反射、吸啜反射、嚥下反射が起こります。

 

これで赤ちゃんは、お口で乳首を探して捕らえ、吸って飲み込むことができるのです。

 

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