新生児の赤ちゃんのおもちゃ選び
生まれたばかりの赤ちゃんに与えるおもちゃ。
まだ寝ている時間も多いため、新生児期はおもちゃは必要ないのでは?と思われがちですが、赤ちゃんにとってはおもちゃに触れること・見ることそのものが1つ1つの成長を促してくれるため、とても大切なものなのです。
しかし、まだ自分から「これが欲しい」「これで遊びたい」という意思表示を示さない月齢なので、どんなおもちゃをあげて良いのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、新生児のおもちゃ選びの4つのポイントをご紹介します。
①赤ちゃんが安心するものを選ぶ
新生児期の赤ちゃんのおもちゃ選びは、前述のとおり、赤ちゃん自身の好みで選ぶことができませんよね。 そのため、まずは赤ちゃんにとって安心感が得られるようなおもちゃを選んであげましょう。
「安心感が得られる」というのは具体的に以下のようなものです。
・色がはっきりとしている、鮮やかな色のおもちゃ
・音が出るおもちゃ
・肌に触れても刺激を感じない素材のおもちゃ
・触ってもケガをしないやわらかい素材のおもちゃ
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだよく目が見えません。
そのため、ぼんやりとした視力の中でも、見えやすいカラフルな色のおもちゃを選んであげると興味を示してくれるでしょう。 目はあまり見えませんが、耳はよく聞こえていますので、音の出るおもちゃもおすすめです。
また、肌が敏感な時期なので、やわらかい素材のおもちゃであれば安心して遊ばせてあげられます。 パイル地のカラカラと音が鳴るラトルや、カラフルな色のメリーを吊る下げておくと良いでしょう。
②安全なおもちゃを選ぶ
低月齢の赤ちゃんは、手に触れたものは何でも口に入れてしまいます。 そのため、誤って飲み込んでしまわないよう、小さなおもちゃは与えないようにしましょう。
また、誤飲だけでなくても、赤ちゃんが舐めたりしても健康に害のない素材でできたおもちゃを選ぶことも重要です。
・おもちゃ自体に使われている素材はどんなものか?有害ではないか?
・取れやすい小さな部品はないか?
なども注意して選ぶようにしましょう。
安全性を見極めるポイントは、「STマーク」の有無です。 STマークのついているおもちゃは、日本玩具協会の検査を受けておもちゃの安全基準を満たしているものです。
これらを参考に選ぶと安心して遊んでもらえると思います。
③育児の助けになるおもちゃを選ぶ
おもちゃは赤ちゃんを喜ばせるだけではありません。 おもちゃで赤ちゃんのご機嫌が良くなることで、ママやパパがよりスムーズに育児をすることができる、いわば「お助けアイテム」でもあるのです。
特に生まれたばかりの赤ちゃんの育児は、不安でいっぱいですよね。 夜なかなか寝てくれなかったり、なかなか泣き止んでくれなかったりして、ママも困り果ててしまうでしょう。
そんな時におもちゃを活用することができればとても便利です。 時には、寝かしつけにも役に立つおもちゃもあるので、種類を把握しておきましょう。
【レジ袋の音が出るおもちゃ】
赤ちゃんは、レジ袋をカシャカシャこする音が大好き。 ぐずっていてもこの音を聞くと泣き止む子も多いものです。 このような性質を利用して作られたおもちゃもたくさんあります。
本物のレジ袋だと、誤って頭がすっぽり入ってしまい、窒息する恐れがあるので、このようなおもちゃを活用してあやしてあげるといいと思います。
【ベッドメリー】
ベビーベッドなどに取り付けるメリーは、赤ちゃんのおもちゃの定番ですよね。 ゆっくりと回転するメリーを見ていると、気がそれるので、徐々に赤ちゃんの気持ちも落ち着いてくるでしょう。
やさしくゆっくりとしたオルゴールの音を奏でてくれるものも多いので、寝かしつけにも最適ですよ。
【胎内音が聞こえるおもちゃ】
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママのお腹の中にいたころの環境を作ってあげることで落ち着きやすくなると言われています。 ママのお腹の中で聞いていた「胎内音」が流れると、自然と安心感が得られ、泣き止みやすくなるのだそうです。
ぬいぐるみなどに内蔵されているおもちゃが多いので、お気に入りのものを選んであげてください。
④長く使えるおもちゃを選ぶ
赤ちゃんの成長はあっという間です。 すぐに飽きて使わなくなってしまわないように、なるべく長く使えるおもちゃを選んであげましょう。
例えば、ベビージムのようなものであれば、ねんね期からおすわりができるようになってからも形を変えて長く遊ぶことができます。
ほかにもボールなどのシンプルなおもちゃも、ねんね期からあんよができるようになった頃まで遊べますよね。 転がすと音が鳴るボールであれば、新生児期でも興味を示してくれますよ!
まとめ
赤ちゃんのおもちゃの中でも新生児のおもちゃは、これからの成長の助けになる要素がたくさん入っています。
ファーストトイはママとパパにとっても記念に残るおもちゃとなるので、「買って良かったな」と思えるものをしっかりと選んで下さいね。
今回ご紹介したポイントを参考に、わが子にぴったりのおもちゃをプレゼントしてあげましょう。