新生児期に1ヶ月にかかるお金が知りたい
赤ちゃんが生まれると、何かとお金がかかります。
何にどのくらいかかるのか、おおよその金額でも覚えておくと、生活の見通しが立てやすくなりますよね。
赤ちゃんとの生活が始まったばかりの新生児期は、何かと入用になることも。
例えば、ミルクや紙おむつなどの消耗品、衣服の買い足し、赤ちゃんの成長の記録に必要なお金などが挙げられます。
これらは出産前に準備をしておくママもいるかと思いますが、実際に育児を始めてみてからさらに買い足しが必要になるケースもあり、予期せぬ出費となることも。
どんなことにどのくらいのお金がかかるのか、覚えておきましょう。
新生児期はどんなことにお金がかかる?
新生児期に必要なものに関しては、出産前に大方揃えます。
しかし、消耗品に関してはどのくらい使うことになるか、赤ちゃんが生まれてみないと分からないため、必要最小限だけ揃えておき、足りなくなった時に買い足していくことになるでしょう。
具体的にはどんな時に何にお金が必要になるのか、一例を紹介します。
【紙おむつ】
新生児用おむつは買いだめしておくと、サイズアップして使えなくなってしまうことも。
そのため、新生児用おむつは足りなくなった時に、都度買い足していくのが望ましいです。
【ミルクや調乳用品】
ママの母乳が思うように出なかったり、赤ちゃんが上手に飲めなかったりすることもあるため、ミルクを後から買い足すケースも。
ミルクを多く飲む赤ちゃんは、哺乳瓶も買い足すということもあります。
【肌着や衣服】
十分に買っておいたつもりでも、季節によって暑い・寒いと感じることや、予想以上にミルクやおむつ漏れでよごれが多くなることもあり、新生児期にも慌てて買い足すことがあります。
【ガーゼ・スタイ】
赤ちゃんによってよだれが多い子もいますし、ミルクの吐き戻しが多い子もいるため、後から買い足すことが多いアイテムです。
【写真などの記録】
赤ちゃんの写真やビデオは、予想以上に多く撮っていたということも。
現像代も意外とお金がかかります。
他にも、ニューボーンフォトを撮影すると、数万円ほどお金がかかることもあります。
【その他消耗品】
赤ちゃんの哺乳瓶の消毒液、ボディソープ、ベビーワセリンやボディクリーム、綿棒などといった消耗品にも、意外と多くお金がかかります。
新生児期にかかる1ヶ月のお金はいくら?
出産前の準備や赤ちゃんの成長具合、母乳かミルク育児かなどで、新生児期にかかる1ヶ月のお金は、大きく差が出ます。
あくまで目安となりますが、どのアイテムにいくらくらいお金が必要になるのか、おおよその数字を見ていきましょう。
【紙おむつ】
新生児期は、1日10~15枚ほどの紙おむつを消費します。
1パックに90枚入りの紙おむつを使うと考えると、1ヶ月に使う紙おむつは2~3パックほど。
新生児用紙おむつの相場は、1,200~1,600円程度です。
1,200円の紙おむつを2パック購入すると考えると、1ヶ月に2,400円くらいになります。
【ミルク】
ミルク育児の場合、赤ちゃんによって差がありますが、新生児期は1ヶ月に大缶で約2缶~3缶ほど必要です。
ミルクの大缶の相場が1,600~3,000円ほど。
2,600円の大缶を2缶購入すると考えると、ミルクの代金は1ヶ月に3,200円程度かかります。
【衣服代】
衣服に関しては、出産前に用意していたものや出産祝いでもいただくこともあり、それらで足りることもあります。
ただし、赤ちゃんが小さい・もしくは大きく生まれたケースや、季節の変わり目などに生まれた赤ちゃんは、衣服を買い足すこともあります。
スタイやガーゼをたくさん買い足すこともあるかもしれませんね。
念のため多めに見積もり、1ヶ月に5,000~10,000円ほど見ておいてもいいでしょう。
【その他】
赤ちゃんをお世話していくと、消耗品や便利なお世話グッズ、おもちゃなど、他にも入用になることがあります。
もちろん、産前にしっかり用意しておけば足りることもありますが、多めに10,000円ほど見ておくといいですね。
【合計】
ミルク…3,200円
紙おむつ…2,400円
衣服… 10,000円
その他 …10,000円
合計25,600円
新生児期にかかる1ヶ月のおおよそのお金は、このようになっています。
(このほか、ニューボーンフォト撮影やベビーカーなど大きな買い物も、新生児期にかかるお金として別途挙げられます。)
新生児期は他にもお金がかかるものがある
赤ちゃんのお世話以外にも、産後はお金が多くかかります。
他にも出費が増えることも覚えておいてください。
【ママに必要なもの】
産後はママの健康維持のためにも、意外とお金がかかります。
産後の悪露に使うナプキン、母乳育児をする場合は、母乳パットや搾乳機が必要になります。
他にも、産後の体調に合わせて、骨盤ベルトや円座クッションを買い足すというママもいます。
【内祝いの用意】
出産祝いのお返しとして、内祝いを用意しなければなりません。
頂いた数が多ければ、出費も多くなります。
【生活費が上がる】
新生児期の赤ちゃんは、洗濯物がとても多くなります。
また、赤ちゃんが過ごす部屋の環境を整えるため、光熱費が上がる傾向があります。
【食費が上がることも】
産後のママは、料理をするのも一苦労。
そのため、総菜やデリバリーなどを多く使うことで、食費が上がる家庭もあるようです。
まとめ
新生児期の赤ちゃんにかかる1ヶ月のおおよその金を算出してみました。
赤ちゃんの状況や家庭によって金額は変動しますが、目安として参考にしてみてください。
これから赤ちゃんが成長すると、衣服代やおもちゃ代、離乳食など食に関するお金が、さらに多く発生します。
出費の見通しを立てて、計画的にお金を管理していきましょう。