新生児が母乳をずっと欲しがる時

新生児は母乳をずっと欲しがるもの?

産院で、「母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与えるように」と言われたという人は多いのではないでしょうか。

「1日〇回、〇~〇時間間隔で…」などの回数や間隔に囚われず、欲しがったらあげるというものです。

これには授乳開始時期に頻回授乳することで、母乳産生量を確保し、母乳育児を軌道に乗せるという目的があります。

 

しかし、新生児の頃は頻回授乳が本当に頻回。

ずっと母乳を欲しがり、

・授乳間隔が30分くらいしか開かず、リズムができない

・1回の授乳時間が長い

・切り上げないと飲み終わらない

などと悩んでいるママもいます。

 

新生児の頃はまだ赤ちゃんも飲むのに不慣れなところがあり、ちょこちょこ飲みになりやすいです。

しかし、このような時期がいつまで続くのか、いつ頃リズムはついてくるようなものなのかは気になりますね。

お世話は授乳だけではないですし、体を休める時間も欲しいのに、このような状況だとママも疲れてつらくなることも。

 

今回は、なぜ新生児の赤ちゃんはずっと母乳を欲しがるのか、いつ頃までこのような頻回授乳が続くのかについてまとめました。

 

新生児がずっと母乳を欲しがる理由は?

まずは新生児がずっと母乳を欲しがる理由を考えてみましょう。

 

【きちんと飲めていない】

最初はママが母乳をあげるのも、赤ちゃんが母乳を飲むのも不慣れ。

そのため、きちんと飲めておらず、すぐにお腹が空いて欲しがるのかもしれません。

ミルクと違い、ちゃんと飲んだか、どれくらい飲んだかも分かりにくいですよね。

回数を重ねるごとに、ママも赤ちゃんも慣れてくると、次第に1回に飲める量が増えるかもしれません。

 

【飲むことに疲れてしまう】

最初は赤ちゃんも吸う力が弱く、吸っているとすぐに疲れてしまい、満足する量を飲む前に眠ってしまう子も。

しかし、お腹は空いたままなので、すぐに起きて母乳を欲しがることもあります。

 

【クラスター授乳】

産まれて間もない新生児は、クラスター授乳と言って、お腹が空いていなくても何度も母乳を求めてくることもあります。

安らぎを求めて飲んでいることも。つまり、ママに甘えているんですね。

母乳量が足りていないわけではないけれど、欲しがることもあるようです。

 

【哺乳反射】

赤ちゃんの原始反射(生まれてすぐから見せる反射的に行う動作のこと)のひとつに、哺乳反射というものがあります。

哺乳反射とは、唇に触れたものを口で捉え、反射的に吸いつき、口の中に入ってきた母乳を飲み込もうとするという、一連の反射のことです。

この反射行動により、実はお腹が空いていなくても母乳を飲むことがあります。

 

ママは赤ちゃんが泣いていると、何とかして泣き止ませたいと思うものの、新生児の頃はママもお世話を始めたばかりで、泣いている理由がよく分からないこともありますよね。

そのため、とりあえず授乳を試してみることもあるでしょう。

すると、実はお腹が空いたのとは違う不快感などで泣いていたとしても、反射行動で母乳を飲めば落ち着くので、赤ちゃんが本当に欲しがる回数よりも多く授乳している可能性もあります。

 

授乳リズムが整うのはいつ?

さまざまな理由から頻回授乳になり、赤ちゃんがずっと母乳を欲しがるのはいつぐらいまでなのでしょうか。

 

授乳のリズムが整ってくるのは、個人差は大きいですが、大体生後1ヶ月~4ヶ月頃と言われています。

ママの母乳産生量が安定してくるのも産後1ヶ月くらいからだと言われているので、それに伴い、赤ちゃんが欲しがる量と、ママが作る母乳量がマッチしていきます。

すると、授乳のリズムも整い始めます。

 

新生児のうちは授乳間隔がバラバラで、頻回授乳になることが多いですが、それらはすべて母乳産生量の安定や授乳リズムを整えるために必要な期間だと考え、授乳していきましょう。

 

新生児の母乳飲み過ぎのサイン

新生児の赤ちゃんがずっと母乳を欲しがる理由には、本当はお腹が空いていなくても欲しがるような素振りを見せることもあると分かりました。

基本的には欲しがっているのであれば、頻回授乳でたくさんあげても問題ありませんが、中にはママの母乳の出が良く、赤ちゃんが飲み過ぎてしまい、以下のような症状が出ることもあります。

 

・うなる

・いきむ

・便がゆるい

・授乳後にたくさん吐き戻しをする

・1日50g以上の体重増加がある

 

このようなサインが見られる場合は、母乳を飲みすぎている可能性があります。

一番分かりやすいのは体重の増加です。

赤ちゃんの体重の推移を見ながら、飲みすぎているかな?と思ったら、産院や小児科で相談したり、母乳外来などを受診し、授乳回数や間隔などにアドバイスをもらうといいでしょう。

 

まとめ

新生児の赤ちゃんがずっと母乳を欲しがるのには、さまざまな理由があります。

中には欲しがって泣いていると思っていても、実はそれは本当に欲しがっているのではないかもしれません。

赤ちゃんがなぜ泣いているのか、見分けるのは難しいですが、新生児の頃の頻回授乳は母乳育児を軌道に乗せるための大切な期間です。

授乳開始後はママも赤ちゃんもタイミングで戸惑うことも多いですが、ゆっくりとママと赤ちゃんのペースで慣れていってください。

この記事を書いたライター

おかだ うみ
おかだ うみ

11歳、6歳の兄弟を育児中のママライター。うどん県出身、お蕎麦の美味しい北陸在住。趣味はカフェ巡り、キャンプ、音楽鑑賞。子どもたちとの些細なできごとを100%楽しめるような毎日にしたい!と日々模索中。その中で学んださまざまな情報をお届けできたらと思っています。

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