生後10ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
生後10ヶ月は体の成長がさらに著しい時期です。
日々の成長に驚かされることも多いかもしれませんね。
そんな赤ちゃんの成長をさらに促すために、知育遊びを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
「知育遊び」とは一般的に、知能を発達させる遊びのことです。
知能が発達することで、赤ちゃんの心身をさらに成長させることが期待できます。
知育遊びというと難しそうですが、お勉強や英才教育のようなものではなく、お世話の延長や楽しい遊びの時間の一つとして気軽に行うだけで大丈夫です。
今回は生後10ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめの知育玩具をご紹介いたします。
生後10ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
生後10ヶ月になると、はいはいから今度はつかまり立ちやつたい歩きなどをする赤ちゃんもいるでしょう。
見えるものや動ける範囲がとても広がるので、いろいろな物を掴もうとしたり、興味のある物を取りに行こうとしたりする仕草が見られるかもしれません。
また、大人の言葉を少し理解できるようになるので、「パチパチしよう」と言うとパチパチするなど、聞いたことを自分の体で表現することもあるでしょう。
そんな成長をする時期ということを意識しながら、ぜひ知育遊びを取り入れてみましょう。
【「ちょうだい」「どうぞ」】
おもちゃで遊んでいる時やおやつの時間などの場面で、ママと赤ちゃんで「ちょうだい」「どうぞ」というやりとりをしてみましょう。
ママとの気持ちのやりとりも、この頃になると上手にできるようになっています。
話しかけたことに対して何か反応があると、やっぱり嬉しいものですよね。
このようなやりとりをたくさんすることで、さらに赤ちゃんの脳は発達します。
例えばおやつの時間にりんごとお茶を用意して「りんご、ちょうだい」と言ったり、今度は「お茶、ちょうだい」と言ったりするなど、物の名前もセットで言ってみるのも良いでしょう。
【リズムにのって踊ろう】
この頃になると、まだ一人で上手に立つことが難しい場合でも、両手をママやパパが支えると立てる赤ちゃんが多いでしょう。
赤ちゃんが倒れることのないようしっかり両手を持ち、リズムに乗って左右に揺れたり上下に手を軽く動かしたりしてみましょう。
リズム遊び自体にも、感性やリズム感などを育てるという知育効果が期待できます。
赤ちゃんの立っちの練習をしながら、好きな音楽で楽しく踊る体験をしてみてくださいね。
上手に一人で立てるようになったら、手拍子も取り入れて動きや音のバリエーションを増やしていくと良いでしょう。
10ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
知育玩具を使って、手軽に知育遊びを取り入れてみるのも良いでしょう。
生後10ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具をご紹介いたします。
【太鼓のおもちゃ】
赤ちゃん用の楽器は、月齢ごとに様々な種類が販売されていますね。
生後10ヶ月の赤ちゃんは両手を上手に使えるようになるので、手で叩いて音が出る太鼓のおもちゃがおすすめです。
太鼓のおもちゃは、手先の運動やリズム感、表現力などを養ってくれる効果があり、低月齢の赤ちゃんから長く遊ぶことができるというメリットもあります。
太鼓のおもちゃと言っても様々な種類があり、シンプルなものから、叩くと光るタイプや、メロディーが流れるタイプ、叩く場所によって色々な音が出るタイプなどがあります。
音の変化やピカピカ光る見た目の変化に赤ちゃんは興味を持ち、音を鳴らす楽しさを分かってくれるかもしれませんね。
【型はめパズル】
型はめパズルは、カラフルな図形や動物がモチーフになっていて、空いた部分に形のあうピースをはめて遊びます。
主に、平面的なボードタイプと立体的なボックスタイプの2種類があります。
このような型はめパズルには、手先の発達、創造力や集中力、形を認識する力などを養うことができると言われています。
また、立体的なボックスタイプの場合、空間認識能力も鍛えられます。
そんな嬉しい効果が期待できる型はめパズルですが、最初から形を合わせるのはまだ難しいでしょう。
図形や動物などのピースをまずは手に取って遊ぶだけでも、十分に手先を使います。
遊ぶのに慣れてきたら、型はめに挑戦してみましょう。型はめができるようになってくるのは、1歳半を過ぎてからのことが多いです。
また、平たい物を掴むのはまだ難しい時期なので、平面的なボードタイプよりも立体的なボックスタイプがおすすめです。
月齢や年齢に合わせて様々な型はめパズルがありますので、赤ちゃんが誤飲してしまわないように、大きめのピースの物を選びましょう。
まとめ
成長が著しい赤ちゃん。
今までできなかったことがまた一つできるようになると、やっぱり嬉しいですよね。
知育遊びには、そんな成長を促してくれる効果が期待できます。
また、知育遊びを通して赤ちゃんの興味があること、夢中になれることが見つかるかもしれません。
ママやパパの言葉を少しずつ理解できるようになる時期なので、知育遊びの中でもたくさん話しかけるように心がけると良いでしょう。
知育遊びはどれも難しいものではなく、これまでの遊びの一つとして、ママやパパも楽しみながらぜひ取り入れてみてくださいね。