生後10ヶ月の赤ちゃんができること
生後10ヶ月の赤ちゃんは、ずりばいから「はいはい」へ。はいはいから「つかまり立ち」へと成長している時期。
赤ちゃんによっては、伝い歩きも上手になっている子もいるでしょう。
赤ちゃんの世界が広がることで、どんどん好奇心旺盛になってくる頃でもあります。ますます目が離せなくなりますが、温かい目でわが子の成長を見守ってあげてくださいね。
また、ママが発する簡単な言葉を理解できるようになりますので、遊びのなかで積極的に語りかけを行いましょう。まだ赤ちゃんは、意味のある言葉を発することはできませんが、ママの真似をしようと一生懸命お話してくれます。
言葉の発達を促すためにも、赤ちゃんの発する言葉に応えてあげるようにしましょう。
今回は、そんな生後10ヶ月の赤ちゃんとの遊び方についてご紹介します。
生後10ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
生後10ヶ月の赤ちゃんは部屋中を動き回ったり、自分でなんでも持ちたい時期です。
室内遊びも工夫して、赤ちゃんと楽しく過ごしましょう。
【①リズム遊び】
生後10ヶ月の赤ちゃんは、音に反応して体を上下左右に揺らすようになります。お気に入りの音楽があれば、ママと一緒にダンスをして楽しみましょう。
【②風船遊び】
風船をポーンと投げて、赤ちゃんと一緒に追いかけてみましょう。
ボールとは違った不規則な動きは、赤ちゃんにとって新しい刺激になるでしょう。
色の判別もできるので、カラフルな風船を揃えて遊ぶのもいいですね。
【③積み木遊び】
生後10ヶ月は物をつかむことがさらに上手になっている時期です。
まずは大人が積み木を3段くらい重ねて見せてあげましょう。
最初は上手に積み上げるのは難しいかもしれませんが、積み木がガラガラと倒れていく音を楽しむのも面白いですよ。
積み木遊びはこれからどんどん上達していくので、少し早いかなと感じても取り入れてみるといいでしょう。
【④ごっこ遊び】
この時期の赤ちゃんは、簡単な言葉を理解し始めるので「ちょうだいな」「はい、どうぞ」といったやりとりを遊びに取り入れてみましょう。
本格的なごっこ遊びは難しいですが、おままごとセットを使って、お皿にのせた食べ物を「はい、どうぞ」と赤ちゃんに渡してあげたり、「モグモグ、おいしいね」などと語りかけてあげたりすると、言葉の発達につながっていきます。
「ちょうだいな」と言って、赤ちゃんが上手に物を渡してくれたらたくさん褒めてあげてください。
生後10ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
さらに活発に動き始める生後10ヶ月の赤ちゃん。赤ちゃんの両手を持ってあげれば、一緒に歩くこともできる子も出てきます。
遊びの幅も広がって、ますます外遊びが楽しくなりますね。
【①あんよの練習】
ママが両手を持って「あんよの練習」と歌いながら公園をお散歩してみると良いでしょう。
ゆっくりと無理せずに行うようにしてくださいね。
【②すべり台】
もう体もしっかりとしてきた10ヶ月の赤ちゃん。ママやパパが抱っこして、シューっと一緒にすべり台で遊びましょう。2〜3ヶ月前までは、怖くてすべり台に座るだけだった子も、段々と慣れてきて楽しく遊べるようになるかもしれません。
【③水遊び】
暑い日には水遊びにも挑戦してみましょう。
赤ちゃん用のプールに入るのも良いですし、無料で利用できるじゃぶじゃぶ池などで楽しむのもおすすめです。
水遊び中は、どんなに浅くても赤ちゃんが転んで溺れてしまわないように注意しましょう。
【④ピクニック】
天気の良い日は親子でピクニックに出かけてみるのはいかがでしょうか。
大人と同じ3回食が落ち着き、1日の生活リズムが安定している頃でもあります。携帯用の離乳食を持って、公園や庭でピクニック気分を味わってみましょう。
10ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
生後10ヶ月の赤ちゃんはどんなおもちゃを好むのでしょうか。
おすすめのおもちゃをご紹介します。
【①つみかさねコップ】
10個くらいのコップを積み重ねて遊ぶことができるおもちゃです。
大きさが全て違うため、遊んだ後はコンパクトにお片づけすることができます。
積み木がまだ難しそうであれば、持ちやすいつみかさねコップのおもちゃから始めてみても良いかもしれません。
【②ボールプール】
リビングなどに置いてキッズスペースとしても活用できるボールプール。
プールの中で楽しくボールを投げたり転がして、思う存分遊ぶことができます。
色々な種類のサイズがありますので、今後も使える物を選ぶか、今だけならコンパクトな物でも良いですね。
【③室内乗り物】
手押し車もおすすめですが、室内でも乗れる三輪車や四輪車もおすすめ。
乗り物にまたがる・降りるという動作を繰り返すことで、バランス感覚を養うことができます。
また、自分の足で蹴って遊ぶことで、足の筋肉も鍛えられますよ。
まとめ
生後10ヶ月になるとさらに運動量が増え、部屋の中だけではちょっと物足りなくなるかもしれません。
部屋の中でもおすすめの遊びを取り入れて、楽しい時間を過ごしてくださいね。