生後11ヶ月の赤ちゃんの知育遊びって?
1歳が近づくにつれて、また一段と成長している赤ちゃん。
そんな赤ちゃんの成長ぶりに、驚いたり喜んだりされているのではないでしょうか。
また、生活リズムが落ち着いてきて、日中の赤ちゃんとの時間が増えている頃でしょう。
そこで、知育遊びを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
もともと知育に興味がある方も最近では多いかもしれませんね。
「知育遊び」とは一般的に、知能の発達を促すための遊びのこと。
手や耳、目などの五感を刺激しながら遊ぶことで、脳を刺激し成長に良い影響をもたらすことができます。
そこで今回は、生後11ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊びと、おすすめの知育玩具についてご紹介いたします。
生後11ヶ月の赤ちゃんに合う知育遊び
生後11ヶ月になるとつたい歩きや立っちが上手になります。
コミュニケーションの面でも発達し、まだ話すことは難しくても、大人の言葉を理解できるようになっています。
そんな生後11ヶ月の赤ちゃんにはどのような知育遊びが良いのでしょうか。
【シールを貼ってはがして】
何度も貼ってはがせるシールを使って遊んでみましょう。
しっかりとシールを貼れるようになってくるのは、1歳半頃からですが、ママがお手伝いしながら練習してみましょう。
手先を上手に細かく使うという練習にもなりますし、集中力も鍛えられます。
この時期は指差しや言葉のやりとりもできるようになるので、赤ちゃんの好きなシールを選んで、「これは何かな?」「どのシールを貼る?」などの声かけをしながら遊ぶとさらに楽しいでしょう。
粘着が強力なシールだと、一度貼るとはがすのが大変なので、簡単にはがせるものを選ぶと良いでしょう。また、テープを口や目に入れないよう注意して遊ばせましょう。
【新聞紙ビリビリ】
新聞紙や不要になった紙などをビリビリと破って遊んでみましょう。
今まで、赤ちゃんが絵本や必要な書類などをビリビリ破ってしまい困った、という経験がある方もいるかもしれません。
赤ちゃんにとって「破る」というのはいたずらではなく、学びの一つであり手先が発達している証拠です。
とは言っても、大事な物を破られるのは困りますよね。
そこで、新聞紙や不要な紙を破ってもらって、赤ちゃんの破りたい気持ちを発散してあげましょう。
紙を破るには両手を上手にひねる力が必要なので、実はとても難しい動きなんです。
最初は上手に破れない場合もありますので、上部だけを少し破ってあげて渡すのも良いでしょう。
破った後は丸めてボールみたいにして遊ぶのもおすすめです。
ただし、手が黒くなることと、紙を食べないようにするのを気をつけてあげてください。
11ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
赤ちゃんの成長とともに、夢中になるおもちゃも変わっているのではないでしょうか。
月齢や成長に合う知育玩具を選んで、赤ちゃんの好奇心を育てましょう。
【押して遊ぶおもちゃ】
生後11ヶ月だと、つたい歩きや立っちができるようになってくる子が出てくる時期です。
それでもまだ不安定でバランスを崩しやすいので、見ているとハラハラドキドキ。
あんよが一人でできるようになるまで、赤ちゃんはとても熱心に、習得に向けて日々練習をしているのでしょう。
そんな赤ちゃんのために、押して遊ぶおもちゃを選ぶのはいかがでしょうか。
「押して遊ぶおもちゃ」は、手押し車やカタカタと呼ばれるものが一般的でしょう。
赤ちゃんの一歩を後押ししてくれるおもちゃで、押して遊ぶ他にも多機能なものが多いのも特徴です。
例えば、指で押したり引っ張ったりする遊びのついたおもちゃや、手押し車自体が動物や車などをモチーフにしているなど、種類も豊富です。
赤ちゃんの好きなものがモチーフになった種類や、多機能なものを選ぶのがオススメです。
このような押して遊ぶおもちゃを使用する際は転倒に注意して、目を離さないようにしましょう。
最初は側についてあげると良いでしょう。
【お絵かきグッズ】
赤ちゃんは1歳前後からお絵かきに興味を持ち始める子もいます。
物を持てるようになるのは生後4ヶ月くらいからが多いですが、この頃はまだ持てたとしても振るくらいしかできません。
それが生後9ヶ月を過ぎると握る力と手首が強くなり、マーカーなどであれば紙に色をつけることができるでしょう。
1歳前後になってようやく、さらに手指に十分な力がつくようになるため、この頃からお絵かきをさせる方も多いようです。
お絵かきは手先が器用になるのと空間認識力や集中力が養えるほか、「自己表現できる」というのが大きな特徴と言えるでしょう。
赤ちゃんのお絵かきグッズには、舐めても大丈夫な素材の物や食品由来成分の安全なクレヨンなどがあります。
まずは握りやすくて安全なクレヨンを選ぶのが良いでしょう。
ただし、使う際は欠けたクレヨンを赤ちゃんが飲み込んでしまわないよう注意しましょう。
まとめ
1歳まであと少し。
手足や体、言葉など様々な成長を感じられる時期ですよね。
これからどのように育っていくのかな?と楽しみを感じている方も多いことでしょう。
知育遊びを取り入れると、赤ちゃんの成長をさらに促すことができます。
知育遊びを通して赤ちゃんの興味がある物を見つけ、能力を引き出すという役割を担うことも。
赤ちゃんはどんなことに興味があるの?
これからの成長のために何かできることは?
などで悩んでいる方はぜひ、知育遊びを取り入れてみましょう。