【生後11ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後11ヶ月の赤ちゃんの夜泣き

生後11ヶ月というと、あと1ヶ月で赤ちゃんは1歳を迎えますね。
早い子だと、1人で歩いたり、「ママ」などといった初語が出たりと、身体面でも情緒面でも著しい成長を見せてくれる時期でもあります。

 

そんな生後11ヶ月の赤ちゃんですが、まだ夜泣きの真っ最中の赤ちゃんも多くいます。
どんどんと体力がついてくる赤ちゃんは、今までのような生活以上に体を動かして夜ぐっすりと眠ってくれることもありますよ。

 

そこで今回は、生後11ヶ月の赤ちゃんの夜泣き対処法について、体力を消耗させる体を使った遊び方の方法なども交えてご紹介します。

 

【生後11ヶ月】夜泣きの原因と対処法

【昼寝時間】
生後11ヶ月となると、1日に2回昼寝をしていた赤ちゃんも、だんだんと1日1回の昼寝に移行してくる時期でもあります。

 

昼寝前になかなか寝なかったり、寝かしつけに1時間以上かかるようになったりしたら、赤ちゃんにとって昼寝のしすぎの可能性もあります。
昼寝をしすぎると、夜中目覚めやすくなり、夜泣きの原因となることもありますよ。

 

そこで、まずは午前の昼寝をなくしてみましょう。
その分早めに赤ちゃんは眠くなってしまうので、お昼ご飯のスケジュールも少し前倒しにしてみると良いですね。

早めに食事をして、そのあと少し午後のお昼寝時間を取りましょう。

この時も、あまり長く寝かせてしまうと夜に眠れなくなるため、15時頃には切り上げるようにしてください。

 

 

【歯ぐずり】
生後11ヶ月に限ったことではないのですが、赤ちゃんの夜泣きの原因として「歯ぐずり」があります。
歯ぐずりとは、赤ちゃんの歯が生えはじめるむずがゆさにより、赤ちゃんが不機嫌になってしまうことを言います。

 

多くの赤ちゃんは生後6~9ヶ月頃に最初の下の歯が生え、生後10ヶ月~1歳頃には上の歯が生えてきます。
このタイミングで夜泣きをする赤ちゃんもいるでしょう。

 

赤ちゃんが夜泣きをしたら歯固めを渡すと、すんなりと泣き止んでくれるケースもあります。
赤ちゃんのお口をチェックしながら、新たに歯が生え始めたら枕元に歯固めをおいてみても良いかもしれませんね。

 

 

【特に理由はない】
赤ちゃんの夜泣きは、そのほとんどが特に理由がないものです。
そのため、ママとの日中の過ごし方や、接し方が悪いのでは?などと悩む必要はありません。

 

人間は、眠っている間に脳がその日の記憶などを整理すると言われています。
赤ちゃんもその小さな脳で、その日の出来事や新しく覚えたもの、そして言葉などを一生懸命整理しています。

 

夜泣きがひどい日には「今日は一生懸命何かを覚えようとしているのかな」と、成長の証として考えると、気持ちも少しだけ楽になりますよ。

 

赤ちゃんの睡眠の質を高める方法

 

生後11ヶ月の夜泣き対策には運動を

生後11ヶ月となると、だんだんと運動量が増えてくる赤ちゃんもいますよね。
生後11ヶ月の赤ちゃんは、はいはいや伝い歩きはもちろん、早いと自分で歩くようになる子もいます。

 

赤ちゃんと体を使った遊びをすることで、赤ちゃんは大量を消耗し、夜はぐっすりと眠ってくれるようになる子もいます。
赤ちゃんとママが楽しめる体を使った遊びをご紹介します。

 

【はいはいで追いかけっこ】
赤ちゃんと一緒にママもはいはいをして、追いかけっこをしましょう。
自分と同じ姿勢でママが追いかけてくるだけで、赤ちゃんはきゃっきゃと喜んでくれますよ。

 

足と手を床につけて腰を高くして、ママの「トンネル」を赤ちゃんにくぐってもらうのもおすすめの遊び。
意外ときつい体勢なので、ママの小さな運動としても効果的かもしれません。

 

思い切りはいはいができるスペースがない場合は、支援センターや児童館などに行くのも良いですね。
いつもと違う環境で、赤ちゃんは大喜びしてくれるかもしれません。

 

 

【ボール遊び】
赤ちゃんとママが向かい合って、赤ちゃんへボールを転がして遊びましょう。
柔らかめの、少し大きめのボールであれば赤ちゃんでもキャッチができますよ。

 

上述した追いかけっこにママが疲れてしまったら、ボールを転がして赤ちゃんに追いかけてもらっても良いかもしれません。

 

 

【手押し車であんよの練習】
カタカタと音が鳴る手押し車は、赤ちゃんのおもちゃの定番ですよね。
赤ちゃんが上手に伝い歩きができるようになったら、手押し車で遊んでもらうとあんよの練習にもなり、良い運動になりますよ。

 

 

【伝い歩きで追いかけっこ】

部屋にソファがある場合は、ソファを利用した伝い歩きで遊びましょう。

ママがぬいぐるみなどおもちゃを持ち、「捕まえてよ~」などと声を掛けます。

赤ちゃんはぬいぐるみをめがけて、伝い歩きをして追いかけてきてくれますよ。

 

追いつきそうで追いつかない速度でぬいぐるみを移動させると、赤ちゃんの良い運動になります。

たまに、ぬいぐるみを捕まえさせてあげると、赤ちゃんの満足感も高まって楽しんで遊んでくれますよ。

 

まとめ

赤ちゃんと一緒にはいはいをするなど、体を使った遊びは楽しいですが、毎日となると疲れてしまうママもいるかもしれません。
土日はパパに代わってもらうなど、疲れすぎない方法を考えながら上手に赤ちゃんの体力を消耗できるといいですね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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