生後2ヶ月の赤ちゃんができること
生後2ヶ月になると、これまでより少し首がしっかりとしてきますので、顔を動かし、キョロキョロと周囲のものを目で追うようになります。
視力も徐々に発達してきていますので、追視の範囲も広がり、はっきりとした色の識別も可能になってきます。
カラフルな色のボールや布絵本などを見せてあげると、興味を示してくれるかもしれませんね。
さらに、この時期からは、自分の手を目の前にもってきて見つめる「ハンドリガード反応」も出てきます。
これまでよりも好奇心が芽生えてくる時期なので、遊びの中でも赤ちゃんが興味を示してくれるようなものを取り入れていきたいですね。
今回は、生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊びについてご紹介します。
生後2ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
生後1ヶ月の頃に比べると、起きている時間も少し長くなっているのではないでしょうか。
機嫌の良い時は午前中に少し散歩をすることもできるでしょう。
ですが、まだほとんどの時間を部屋で過ごすため、ママも飽きないように工夫して室内遊びを楽しみましょう。
【①歌に合わせて体操】
ママの歌声を聴いていると、赤ちゃんも思わずニコニコ。
楽しい歌は赤ちゃんだけではなく、歌っているママにとっても気分転換になります。
歌うだけではなく、赤ちゃんの手を軽く持ち歌に合わせて「1、2…1、2…」と体操をしてみてはいかがでしょうか。
【②スキンシップ】
ママが離れても、少しだけなら1人で遊んでいる時間もあるかもしれません。
ですがやっぱり、ふとした時にママがいないことに気づくと不安になる子が多いですよね。
時間がある時はできるだけスキンシップをして、赤ちゃんを安心させるようにしましょう。
【③いないいないばあ】
目の前の物なら見えるようになってくる頃なので、顔を近づけて「いないいないばあ」とやってみましょう。
「あーうー」など、楽しそうな声を発することもあるかもしれません。
「あーうー」といったクーイングが出た場合は、ママから話しかけて言葉の発達をうながしてあげましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
生後1ヶ月から外出をはじめ、生後2ヶ月になると近くの公園デビューする赤ちゃんもいるのではないでしょうか。
生後2ヶ月でもまだ無理はせず、赤ちゃんの機嫌の良い時で午前中に外遊びをすると良いでしょう。
いきなり長時間にすると赤ちゃんも疲れてしまいますので、まずは5分、15分、30分と徐々に時間を増やしていきましょう。
【①庭や公園でピクニックごっこ】
まだ生後2ヶ月なので、遊具などで外遊びをするというのは難しいですよね。
そんなときは、自宅の庭や近くの公園にレジャーシートと厚手のタオルを敷き、そこにゴロンと寝転がらせてみましょう。
外の空気を吸うだけでも気分転換になります。近所の公園なら新しいお友達ができるかもしれませんね。
【②ベビーカーで近所をお散歩】
赤ちゃんにとっては外の空気に触れるだけでも新しい刺激があります。
直射日光には注意して、午前中の涼しい時間に行うようにしましょう。
【③花や葉っぱなど自然を見せてみよう】
部屋の中ではなかなか見ることのできない、お花や葉っぱをぜひ見せてあげましょう。
絵本などで知る機会はあっても、実際に見せる機会はまだないですよね。
音に反応を示す時期ですので、鳥の鳴き声や虫の声などを聴かせてみるのもいいかもしれません。
2ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
続いて生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊びに活用したいおもちゃをご紹介いたします。
【①布製のガラガラ】
手で握って音を鳴らして遊べるおもちゃ、ガラガラは生後2ヶ月の赤ちゃんにもおすすめです。
ハンドリガード反応のように、握ったガラガラを顔の近くに持ってきて見つめる仕草も見られるかもしれません。
手から落ちた時に当たっても痛くないように、布製など柔らかい素材のものを選びましょう。
【②プレイマット】
まだ部屋の中で過ごすことの多い赤ちゃん。
ベッドばかりだと飽きてしまうので、寝転んだままでも楽しく遊べるプレイマットがあると良いでしょう。
プレイマットにはメリーのように上から色々なおもちゃがぶら下がっている物が多く、握って楽しく遊ぶことができます。
【③ベビーカー用ストラップタイプのおもちゃ】
生後2ヶ月ならベビーカーデビューしている赤ちゃんも多いかもしれません。
しかし、なかには乗るのを嫌がる赤ちゃんも。
そこで、ベビーカーのガードルなどにつけて遊べるおもちゃがあると便利ですよ。
ベビーカーに乗るきっかけ作りになったり、外でぐずってしまった時にも活用することができます。
引っ張るとぶるぶる震えるおもちゃや、ガラガラと音の出るおもちゃなどがおすすめです。
まとめ
生後2ヶ月になると、そろそろ昼夜の区別がついてくる時期です。
昼間はなるべくお散歩や外気浴をして、メリハリをつけていくようにしましょう。
好奇心が芽生える時期でもあるので、遊びを通して、色々なことに触れさせてあげるようにしてくださいね。