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生後2ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント
生後2ヶ月の赤ちゃんは、少しずつ昼夜の区別がついてきて、夜は長く眠ってくれる子も出てきます。
今まで昼夜関係なく赤ちゃんのお世話をしていたママも、少しだけ楽になったと感じる場面が増えてくるかもしれません。
しかしそれと同時に、今までのママの育児の疲れが出てくる時期でもあります。
少しでも楽をしながら、楽しく赤ちゃんのお世話ができるといいですよね。
そこで今回は、生後2ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについてまとめました。
【生後2ヶ月】赤ちゃんへの授乳
【母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与える】
生後2ヶ月になると、夜の授乳間隔が開く赤ちゃんが多いです。
しかし、日中はまだまだ母乳を欲しがることもあります。
生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだまだ一気に多くの母乳は飲めないので、赤ちゃんが欲しがるだけ与えるようにしましょう。
【母乳は冷凍保存が可能】
母乳は、専用のフリーザーパックで冷凍保存が可能です。
搾乳後1日なら、冷蔵庫保存もできます。
パパの休み日など、夜間授乳や日中のお世話変わってもらう際に活用してみてくださいね。
【おっぱいトラブルに注意】
今までに比べて赤ちゃんの授乳間隔が開いてくることで、おっぱいトラブルに悩むママも増えてきます。
ママのおっぱいが張ってつらい場合は、軽く搾乳をすることで解消されますよ。
ただし、搾乳をしすぎると母乳が更に作られて余計に胸が張ってしまうことがあるので様子を見ながら行うようにしましょう。
【生後2ヶ月】赤ちゃんのおむつ交換
【おむつ漏れ対策】
生後2ヶ月頃からは、予防接種も始まるため赤ちゃんとのお出かけの機会も増えてきます。
そこで気になるのがおむつ漏れ。
生後2ヶ月の赤ちゃんのうんちはゆるめで、背中漏れしやすくお出かけ中も気が気でないママも多いはず。
赤ちゃんのおむつ漏れを完全に防ぐのは難しいですが、チャイルドシートやベビーカーの背中部分にバスタオルやペットシートを敷くことで被害を最小限に抑えられます。
外出時には、お世話用品と併せて予備の着替えも忘れないようにしてくださいね。
【うんちの色で健康チェック】
おむつ交換の際、赤ちゃんのうんちの色をしっかりとチェックするようにしましょう。
母子手帳には、「便色カード」という、赤ちゃんのうんちの色から胆道閉鎖症といった病気を早期発見するためのページが掲載されています。
胆道閉鎖症は、発見が遅れると赤ちゃんの命にも関わる病気です。
この「便色カード」の1~4番の色が7日以上続くようならば、必ず病院へ行くようにしてください。
【生後2ヶ月】赤ちゃんのお風呂
【なるべく毎日同じ時間に】
生後2ヶ月頃から、赤ちゃんはだんだんと昼夜の区別がついてきます。
赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも、なるべく毎日のお風呂は同じ時間に入れるようにしましょう。
【便利グッズを活用しよう】
赤ちゃんのお風呂の時間にパパがおらず、1人でお風呂に入れるのはなかなか大変ですよね。
そこでおすすめなのが、便利グッズを活用することです。
便利グッズは様々なものがありますが、首すわり前でも使用できるバスマットは、ママが体を洗っている間赤ちゃんを置いておけるので便利です。
また、ママ用のバスロープなどがあると、お風呂上りにサッと羽織ってすぐに赤ちゃんのお世話に専念できますよ。
もちろん、赤ちゃんだけお風呂に入れる沐浴をするのも良い方法の一つです。
ママはパパが帰ってきてからゆっくり入る、赤ちゃんが寝ている間などに赤ちゃんを安全な場所に寝かせてママだけ入る、というのも良いですよ。
【生後2ヶ月】赤ちゃんとの遊び方
【赤ちゃんの笑顔を引き出そう】
生後2ヶ月頃から、赤ちゃんによってはあやすと笑う子も出てきます。
赤ちゃんはいないいないばあや、繰り返しの遊びなどが大好き。
大人にとっては「これの何が面白いの?」という動きや音が、赤ちゃんにとっては非常に楽しく感じることもあります。
遊びだけでなく、お世話をしながらも赤ちゃんの「笑いのツボ」を探してみてくださいね。
ただし一般的によく笑うのは生後3−4ヶ月から。もし笑わなくてもがっかりしないようにしましょう。
【外気浴で様々な刺激を】
お散歩や外気浴も、赤ちゃんにとっては立派な刺激であり、遊びです。
外の音や光、そして風を感じることによって、赤ちゃんの五感はぐんぐんと成長していきます。
【生後2ヶ月】赤ちゃんの服装
【カバーオールが活躍】
生後2ヶ月の赤ちゃんは、手足の動きが活発になってきます。
足をバタバタとさせてこれまでのドレスオールだとはだけてしまうため、この頃からはカバーオールが活躍します。
肌着も、足元にスナップボタンのついているコンビ肌着を選ぶと良いですよ。
【生後2ヶ月】お世話の注意点
【SIDSに注意】
生後2ヶ月~6ヶ月は、赤ちゃんが突然死してしまう「SIDS(乳幼児突然死症候群)」の発症率が高い時期です。
SIDSの原因は様々ですが、
・家族に喫煙者がいる
・うつぶせ寝
・温めすぎ(着せすぎ)
などがあげられます。
もちろんこれらが当てはまった赤ちゃん全員がSIDSを発症するわけではありませんが、リスクを少しでも減らすようにしましょう。
家族にタバコをやめてもらう、どうしてもやめられなければ赤ちゃんのそばでは吸わないようにしてもらう、なるべくあおむけに寝かせる、などです。
まとめ
赤ちゃんが生後2ヶ月になると、あやすと笑ったりとだんだんと表情豊かになってくるので、ママもお世話をしていて楽しいですよね。
赤ちゃんは、ママの言葉の意味は理解できていなくても、自分に優しく語りかけてくれているんだということは感じとっています。
お世話をしながら、どんどんと赤ちゃんに語りかけてくださいね。