生後4ヶ月の赤ちゃんとのお風呂
生後4ヶ月になると、首すわりが完了する赤ちゃんが増えてきます。
赤ちゃんの首がすわると、片手で赤ちゃんを支えながら体を洗うこともできるため、お風呂の際の負担がかなり軽減されたと感じるママは多いようです。
そんな生後4ヶ月の赤ちゃんは、昼夜の区別もついてきて、1日のスケジュールが整ってくる子もいます。
1日の中で、お風呂の時間はどうしよう?と悩むママもいるかもしれませんね。
そこで今回は、生後4ヶ月の赤ちゃんとのお風呂について、スケジュール実例も交えながら以下で詳しくご紹介します。
【生後4ヶ月】赤ちゃんのスケジュール例
生後4ヶ月の赤ちゃんは、基本的に朝・昼・夕方の3回お昼寝をします。
そのため、赤ちゃんのお風呂のタイミングがなかなかつかめない・・・というママは多いようです。
生後4ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュール例は以下の通りです。
7:00 起床・授乳
7:45 ゴロゴロタイム(ご機嫌)
9:00~10:00 午前の昼寝
10:30 授乳
11:00 遊び・散歩・外出など
12:00~13:30 午後の昼寝
13:30 遊びの時間
14:30 授乳
16:00~17:00 夕方の昼寝
17:00~18:00 グズグズタイム
18:00 お風呂
18:30 授乳
19:00 遊びの時間
19:30~20:00 就寝
2:00 授乳
夕方の昼寝の後、お風呂に入れるという家庭が多いようです。
しかし、生後3~4ヶ月頃からは、夕方のグズグズタイム、いわゆる「黄昏泣き」をする子が増えてくるため、スムーズにお風呂に入れるのが難しいこともあります。
【「黄昏泣き」とは】
黄昏泣きとは、夕方の黄昏時になると赤ちゃんの機嫌が悪くなり、意味もなく泣いてしまうという現象のことを言います。
黄昏泣きは、1日の疲れなどが原因とも言われていますが、はっきりとした原因は分かっていません。
黄昏泣きをしている赤ちゃんのご機嫌を直してお風呂に入るのは一苦労ですよね。
赤ちゃんが泣き始めたら、家の周りを散歩するなどして気分転換をさせてあげるとご機嫌が戻ることもあります。
また、お風呂が好きな赤ちゃんならば、お風呂へ入れると泣き止むことも。
赤ちゃんの好きなものを把握しながら、対応できると良いですよね。
赤ちゃんが泣き過ぎて、お風呂どころではない・・・という場合は、思い切ってお風呂の時間をずらしても良いでしょう。
1日の生活リズムが崩れるのでは?と心配になるかもしれませんが、「お風呂へ入れなければ」と焦ってママのストレスが溜まるのも良くありません。
黄昏泣きは、個人差があるもののおよそ1~2ヶ月ほどで落ち着いてきます。
「今だけ」と割り切ってお風呂のスケジュールを考えましょう。
【生後4ヶ月】赤ちゃんの待機グッズ
生後4ヶ月の赤ちゃんとお風呂に入る際、ママが体や頭を洗っている時に待っていてもらう必要がありますよね。
赤ちゃんに待っていてもらう場所としては、浴室内か脱衣所があります。
以下で、赤ちゃんに待っていてもらう際のおすすめのグッズなどをご紹介します。
【バスチェア】
浴室内で赤ちゃんに待ってもらう際には、バスチェアが便利。
生後4ヶ月というと、まだおすわりができないためバスチェアは難しいのでは?と考えるママもいるかもしれません。
しかし、バスチェアでもリクライニング機能があれば、生後1~2ヶ月頃から使用可能のものもあります。
バスチェアは、赤ちゃんをママの目の届く場所においておけるので、安心感がありますよね。
ただし、バスチェアは場所をとるものも多く、浴室内のスペースが必要です。
【バウンサー】
バウンサーとは、ゆりかごのように揺れるベビーチェアのことです。
浴室内に赤ちゃんを待たせるスペースがなく、脱衣所で待ってもらう場合、バウンサーが活躍します。
バウンサーは、首すわり前の赤ちゃんから使用可能で、安全ベルトで赤ちゃんを留めているので安心です。
軽くて持ち運びに優れていて、比較的安価なものもあることもおすすめポイント。
しかし、赤ちゃんが寝返りをしたり、しっかりと動き出したりするとバウンサーから抜け出してしまうこともあるため、「長く使いたい」というママにとっては少し不向きなアイテムかもしれません。
【ハイローチェア】
ハイローチェアは、高さが変えられるベビーチェアです。
ゆりかごのように揺れる機能がついているほかに、机を取り付ければ椅子になったりと長く使えるアイテムです。
バウンサーと同様に、脱衣所で待機してもう際には役立ちます。
しかし、少し重くて価格も高いため、「お風呂の待機用」だけの目的で購入するのはもったいないかもしれませんね。
また、赤ちゃんの首に付けて使用するお風呂用の浮き輪「スイマーバ」はお風呂サポート用具ではありません。事故も多く報告されているため、赤ちゃんに待たせるために使用していないようにしてください。
まとめ
赤ちゃんの首がすわると、抱っこに余裕ができることから、赤ちゃんとのお風呂を心から楽しめるようになったというママもいます。
しかし、この時期はお風呂の時間と赤ちゃんの不機嫌な時間がかぶってしまうこともあるため、別の悩みが出てくるママもいることでしょう。
「〇時にお風呂に入れなければ」という気持ちもあるかもしれませんが、焦りは赤ちゃんに伝わってしまいます。
たまには「まあ、いっか」という気持ちを持って赤ちゃんに接すると、赤ちゃんの心にも余裕が生まれるかもしれませんよ。