生後4ヶ月の赤ちゃんの1日
生後4ヶ月の赤ちゃんは、ほとんどの子が首がしっかりとすわり、お世話をするママも今までに比べたら少しだけ楽になったと感じることもあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの首がすわると、赤ちゃんとの外出も少し楽になることから、だんだんと外出をする機会も増えてきますよね。
今回はそんな生後4ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュールを、実例を交えながらご紹介します。
【生後4ヶ月】1日のスケジュール例
生後4ヶ月の赤ちゃんの1日のスケジュール例をご紹介します。
7:00 起床・授乳
7:45 ゴロゴロタイム(ご機嫌)
9:00~10:00 午前の昼寝
10:30 授乳
11:00 遊び・散歩・外出など
12:00~13:30 午後の昼寝
13:30 遊びの時間
14:30 授乳
16:00~17:00 夕方の昼寝
17:00~18:00 グズグズタイム
18:00 お風呂
18:30 授乳
19:00 遊びの時間
20:30 就寝
2:00 授乳
生後4ヶ月は、赤ちゃんの授乳回数が減り、夜まとまって寝てくれる赤ちゃんも増えてきます。
【生後4ヶ月】授乳のスケジュール
【生後4ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔】
生後4ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は、3~5時間に1回ほどです。
この頃には、赤ちゃんの満腹中枢も発達してくるので、赤ちゃん自身が自分で飲む量を調節できるようになってきます。
授乳間隔が少し広くなることで、外出など1日の予定が立てやすくなりますね。
しかし、特に母乳育児の場合は、ママのおっぱいが恋しくて「ただくわえたい」という理由でおっぱいをせがむ赤ちゃんもいます。
授乳回数が減らずに不安になるママもいるかもしれませんが、母乳の場合は赤ちゃんが欲しがるだけ与えて問題ありませんよ。
【生後4ヶ月】睡眠のスケジュール
【生後4ヶ月の睡眠時間】
生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日あたり12~15時間。
だんだんと睡眠時間も個人差が大きくなってきます。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、まだ大人のようにたくさんの時間まとまって眠ることができません。
昼寝と合わせて、1日の合計睡眠時間が極端に少なくなければ問題ないのでこのまま様子を見ましょう。
【昼寝を早めに切り上げても】
夜寝るのが遅くなってしまったり、何度も起きてしまう赤ちゃんの場合は、昼寝を早めに切り上げてみてはどうでしょうか。
特に夕方の昼寝が遅くなるとその分お風呂などの予定も後倒しになり、眠るのが遅くなってしまいます。
夕方の昼寝は、遅くとも17時前には切り上げられるようにスケジュールを調整すると良いでしょう。
【生後4ヶ月】赤ちゃんのご機嫌
【午前中はご機嫌タイム】
1日の中で赤ちゃんのご機嫌な時間は、基本的には午前中です。
午前中のご機嫌な時間に、家事をしたり、買い物や散歩といった外出をするのも良いでしょう。
予防接種や4ヶ月健診など、病院によって予約できる時間に制限があるところもありますが、可能なようなら午前中に予定を組むのがおすすめです。
赤ちゃんがご機嫌に病院や買い物に付き合ってくれたら、「ご機嫌でいてくれてありがとう」とお礼を言って褒めてあげましょうね。
【夕方は「黄昏泣き」をする子も】
生後3~4ヶ月頃から、「黄昏泣き」をする赤ちゃんが増えてきます。
黄昏泣きとは、その名の通り夕方の黄昏時に赤ちゃんの機嫌が悪くなり、何をしても泣き止まない状態のことを言います。
夕方の時間は、1日の中でもママの家事も大忙しの時間のため、赤ちゃんにぐずられると困ってしまいますよね。
なるべく家事は赤ちゃんの機嫌の良い時間に済ませるようにすると、ママの負担が軽くなるかもしれません。
黄昏泣きの原因は、はっきりとは分かっていませんが、赤ちゃんが成長するとともにだんだんと落ち着いてきます。個人差はありますが、だいたい2ヶ月ほどでおさまってくる子がほとんどです。
【生後4ヶ月】ママのスケジュール
【パパの休みの日には「一人時間」をもらおう】
生後4ヶ月は、だんだんと授乳間隔が長くなったり、昼寝の時間が決まってきて、赤ちゃんの1日の予定も分かりやすくなってきます。
パパの休みの日には赤ちゃんを任せて、たまにはママ一人の時間をもらうようにしてはどうでしょうか。
美容院やカフェ、映画やネイルサロンなど、自分のために好きなことをする時間は、ママのストレスの軽減のためにもとても大切です。
1日中外出することが心配ならば、まずは近場で1時間から始めてみてもよいかもしれませんね。
完全母乳のママは、赤ちゃんがおっぱいを欲しがらないか心配かもしれませんが、母乳を搾乳しておけばママ以外の家族でも哺乳瓶で飲ますことができます。
ときには、そんな時間を設けてみるのもいいかもしれませんよ。
まとめ
生後4ヶ月になると、4ヶ月健診があり、赤ちゃんの発達面はもちろんのこと1日の生活リズムなどを他の赤ちゃんと比べてしまうママもいるかもしれません。
しかし、赤ちゃんもロボットではなく、私たちと同じ人間です。
赤ちゃんの発達や成長リズムは個人差があるため、他の赤ちゃんと比べるのではなく、赤ちゃんの個性としてとらえるようにしましょうね。