生後4ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて4ヶ月。
ママも大分赤ちゃんとの生活にも慣れてきたことでしょう。
生活リズムが出来上がり、一日の見通しが立てやすくなってきたこの時期の、赤ちゃんの過ごし方についてみていきましょう。
【生後4ヶ月ってこんな時期】
授乳の間隔が整い、3〜4時間ほどのリズムで、一定量を飲めるようになってきています。
母乳の赤ちゃんはまだ頻回授乳が続いている子もいるかと思いますが、欲しがった時に与えていても構いません。
睡眠リズムも整ってきていて、日中は午前寝とお昼寝の2回に、夜はまとまった時間を長く眠ってくれる子が増えてきます。
とはいえまだまだ周囲に敏感な時期ですから、ちょっとした物音でも起きてしまい、睡眠が短くて夕方には眠くなったり、逆に長く眠りすぎたり…ということもあることでしょう。
その日の赤ちゃんの様子に合わせて3回目の睡眠を入れるなど、臨機応変に過ごせるようにしたいですね。
おもちゃを自分で手に盛ったり、なんでも口に入れて形や感触を楽しむ時期です。
指しゃぶりやげんこつ舐め、中には足を舐める赤ちゃんもいます。
口に入れるおもちゃはこまめに消毒し、衛生的に使えるようにしましょう。
赤ちゃんが誤って口に入れて飲み込んでしまいそうなものは、きちんと片づけておくことも大切です。
【4ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後4ヶ月の時期の赤ちゃんの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①お散歩で気持ちよく過ごす》
睡眠が安定しない赤ちゃんは、決まった時間にお散歩に出かけてみましょう。
お日様の光が程よい刺激となり、お昼寝や夜の睡眠も深く眠れるようになります。
ベビーカーを使って、少し長めに散歩をしてみてもいいでしょう。
《②夜にぬるめのお風呂に浸かる》
これまではお風呂は夕方に済ませていたという赤ちゃんもいるでしょうが、お風呂は寝る少し前に入るのがおすすめです。
お風呂で温まった体は1時間ほどでゆっくりと温度が下がり心地よくなっていくので、この時間帯にお布団に入ることで、スムーズに入眠できるのです。
38度くらいのぬるめのお風呂にゆったり浸かることで、赤ちゃんにとって適度な運動にもなります。
産後4ヶ月のママの過ごし方
体調も大分戻り、育児にも慣れてきて、そろそろ出産前の体型に戻りたいと考えるママもいることでしょう。
ホルモンのバランスも出産前の状態に戻ってきています。その影響で、抜け毛に悩み始めることも多い時期です。
【ママが楽になる!産後4ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後4ヶ月のママの過ごし方についてポイントをまとめました。
《①軽い運動を始めよう》
赤ちゃんと一緒に積極的に散歩に出かけたり、家の中でもできる簡単なストレッチなど、軽めの運動を始めていきましょう。
出産前の体型に戻るためのダイエットの意味もありますが、落ちてしまった体力を取り戻すための運動でもあります。
また、運動することでストレス発散にもつながりますよ。
これから赤ちゃんはどんどん活発になっていくので、ママもついていけるよう、基礎的な体力を今のうちから身に着けておきましょう。
《②美容室に行こう》
赤ちゃんのお世話もしやすくなったことで、ママ以外の大人にも赤ちゃんを預けやすくなってくる時期です。
ママも産後の抜け毛が気になってくるし、美容室は出産前に行って以来だとすると、髪の長さや重みが気になってくるころでしょう。
パパに赤ちゃんをお願いしたり、パパが難しいようでしたら託児サービス付きの美容室もあるので利用してみましょう。
後追いや人見知りが始まると、ママはまた自分に時間をかけるのが難しくなってしまうことが予想されるため、美容室に行くならこの時期がおすすめです。
生後4ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後4ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後4ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・授乳① ※ママは朝食・朝の家事
9:00 遊び・散歩・買い物など
10:00 授乳②→午前寝(1時間) ※ママの昼食・休憩
13:00 授乳③→遊び→昼寝(1~2時間) ※ママの休息も
15:00 散歩・遊び
17:00 授乳➃→遊び ※夕方の家事
19:00 入浴
20:00 授乳⑤→就寝
1:00 授乳⑥
4:00 授乳⑦
日中は天気なども見ながら、散歩をしたりして活動的に過ごしてみましょう。
夕方から夜にかけては、お家でゆったり家族の時間を楽しみたいですね。
まとめ
育児にも慣れ、一日の流れも掴みやすくなってきており、育児を楽しむ余裕も出てきているかもしれませんね。
これまで赤ちゃんを中心に生活が回っていたかと思いますが、そろそろママも自分にも目を向けて、たまにはご褒美をあげるというのはどうでしょうか。
とはいえ、赤ちゃんの周りにはまだまだ気を付けなければいけないこともたくさんあります。
気を抜けない日々が続きますが、赤ちゃんとの時間を楽しみながら過ごしていきましょう。