【生後5ヶ月】赤ちゃんとのお風呂

生後5ヶ月の赤ちゃんとのお風呂

赤ちゃんが生後5ヶ月になると、離乳食を開始する家庭も増えてくるころ。
離乳食が始まると、今までと生活のリズムが少し変わって、ママも忙しくなりますよね。

 

また、生後5ヶ月の赤ちゃんは、寝返りをする子が増えてきます。
赤ちゃんが寝返りをしだすと、お風呂を待っていてもらう際にも対応が異なってきますよね。

 

そこで今回は、生後5ヶ月の赤ちゃんとのお風呂について、以下で詳しくご紹介します。

 

【生後5ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の流れ

生後5ヶ月の赤ちゃんとのお風呂の流れは、今までとほとんど変わりません。

1、赤ちゃんのケアを行う
2、赤ちゃんに待っていてもらう
3、ママのケアを行う
4、赤ちゃんと湯船につかり、温まる

 

しかし、この時期の赤ちゃんは寝返りをしだす子が多いです。
ママのケア中にタオルで包んでいる赤ちゃんが寝返りをして、コロコロと転がってしまうということもあります。

赤ちゃんが濡れた体で寝返りをしてしまうと、風邪を引いてしまわないか心配ですよね。

 

そんな時は、赤ちゃんよりも先にママがケアを済ますという方法もあります。
赤ちゃんには浴室や脱衣所で肌着1枚で待っていてもらいます。
その間にママは自分のケアをして、その後赤ちゃんのケアをするのです。

 

すでにママのケアは終わった状態で赤ちゃんはお風呂に入るので、濡れた体で待たせることなく安心ですね。

 

【生後5ヶ月】赤ちゃんとのお風呂の注意点

【「慣れ」からの転倒注意】
赤ちゃんが生後5ヶ月となると、お風呂も慣れてくるママがほとんど。
首もしっかりとすわるので、ママも片手で赤ちゃんを抱きながら作業ができますよね。

 

しかし、注意したいのが「慣れ」からの転倒です。
浴室は非常に滑りやすいもの。
赤ちゃんとのお風呂に慣れてきたママは、ふとした気のゆるみで滑って転んでしまうこともあります。

 

浴室の床は固く、勢いよく頭などを打つと頭蓋骨にひびが入ってしまうケースも珍しくありません。
特に湯船の出入りでは、バランスを崩すこともあるので注意しましょう。
可能であれば床にはマットを敷くことで、万が一の事故の場合も軽傷で済みます。

 

【お風呂の蓋に赤ちゃんを乗せない】
ママのケアをしている間、お風呂の蓋に赤ちゃんを寝かせて待たせているママもいるかもしれません。
しかし、お風呂の蓋はバランスを崩しやすく、赤ちゃんが転落する危険性もあります。

 

「うちの子はまだ寝返りできないから大丈夫」と思うかもしれません。
しかし、昨日までできなかったことが、突然できるようになるのが赤ちゃんです。

そのため、お風呂の蓋に赤ちゃんを乗せることは絶対にやめましょう。

 

【待機中の赤ちゃんからも目を離さない】
浴室以外に、脱衣所などで赤ちゃんを待機させるママもいますよね。
そんな時も、赤ちゃんからは目を離さないようにしましょう。

 

この時期の赤ちゃんは、寝返りができるようになっても、元に戻る「寝返りがえり」はまだできない子もいます。
赤ちゃんの近くに脱いだ服やタオルなどがあると、窒息してしまう危険性も。

バウンサーに乗せておくなど、安全な場所で待たせるようにしてくださいね。

ママは寒いかもしれませんが、浴室のドアを開けて、赤ちゃんを確認しながら自分のケアを行うようにしてください。

 

【生後5ヶ月】赤ちゃんのスキンケア

生後5ヶ月は、離乳食をスタートさせる赤ちゃんもいる時期ですよね。
生まれた時からお風呂あがりのスキンケアは重要ですが、離乳食開始後からはより一層重要になります。

 

【肌荒れと食物アレルギー】
離乳食が始まると、赤ちゃんが新しい食べ物に触れる機会が増えてきます。

そこで注意したいのが、「経皮感作」

 

経皮感作(けいひかんさ)とは、赤ちゃんの肌から起こるアレルギーのことです。
赤ちゃんの肌荒れが起こると、そこかから食物やハウスダストなどのアレルゲンが侵入し、アレルギーを発症するのです。

 

一般的にアレルギー、特に食物由来のものは、食べることによって引き起こされると思っているママが多いのではないでしょうか。
しかし実際は、この経皮感作の方が、食事などから直接アレルゲンを口にした時のよりも、アレルギー発祥のリスクが高いと言われています。

 

特に顔や口周りは、今後離乳食が進めば進むほど、食物が触れる機会がぐっと増えます。
肌荒れをなくすことにより、経皮感作を防ぐことができるので、離乳食をスタートさせたら赤ちゃんのスキンケアは非常に重要なのです。

 

【赤ちゃんのお風呂あがりのスキンケア】
赤ちゃんには、とにかく保湿が重要。
赤ちゃんがお風呂からあがったら、体を拭いて保湿を行います。

 

特に乾燥しやすい肘や膝の内側、そして口周りは入念に行いましょう。

スキンケアは、赤ちゃんとのスキンシップにもなります。

赤ちゃんに声をかけたり、時には歌を歌ったりしながらスキンシップを楽しみましょう。

 

まとめ

離乳食が始まったり、寝返りをしたりと、今まで以上に変化の大きい生後5ヶ月の赤ちゃん。
赤ちゃんの体がしっかりとしてきて楽になったと思ったら、今度は動き回るようになって大変かもしれませんね。

 

生後5ヶ月となると、ママも育児に慣れてきて、疲れが溜まっている時期でもあります。
たまには赤ちゃんとのお風呂タイムはパパにお願いして、のんびりと一人でお風呂に入る時間も確保してくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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