生後6ヶ月にはどんなおもちゃが良い?
赤ちゃんは生後6ヶ月の頃、おすわりができるようになってくる子が出てきます。
おすわりして視界が広がると、ますます好奇心も旺盛になり、はっきりとした色や動くものにも興味を示すようになるでしょう。
ママは成長を喜ぶと共に、好奇心を育てるようなおもちゃや、さらに発達を促すようなおもちゃで赤ちゃんに遊んで欲しいと願いますよね。
そこでこの記事では、生後6ヶ月の時期に合ったおもちゃ選びのポイントやおすすめのおもちゃをご紹介します。
生後6ヶ月のおもちゃの選び方
生後6ヶ月になる赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントは、7つあります。
【①手や指のトレーニングができる】
生後6ヶ月になると、手や指の動きも活発になってきますから、物を両手で持ったり、左右の手で持ちかえたりできるようになります。
手足や指先を使って遊ぶおもちゃを選べば、より手指の発達を促すことができるようになるでしょう。
【②1人遊びができる】
おすわりができるようになると両手が使えるので、1人遊びができるようになります。
脳の発達を促すためにも、自分なりの遊び方を発見できるようなシンプルな造りのおもちゃがおすすめです。
たとえば、積み木やブロックなどのようなものがいいですね。
1人遊びをしてくれるようになると、忙しいママの負担も少し減ると思います。
【③視覚や聴覚など五感を刺激する】
生後6ヶ月は視力も0.1ほどあるので、はっきりした色が見え、動くものを追視することができます。
聴覚も発達してくるため、音楽や楽器などにも良く興味を示します。
視覚や聴覚など、五感を刺激してあげることは、情緒や脳の発育に大切なことです。
はっきりした色や動いたり音が鳴ったりするおもちゃなら、発達を促しながら赤ちゃんも楽しく遊んでくれるでしょう。
【④コミュニケーション能力を育てる】
喜怒哀楽などの情緒面が発達し、ママと他の人の区別もついてくる頃なので、「ママと一緒に遊びたい、構って欲しい」という感情が芽生えてきます。
この時期は、人間関係を築く基礎になるコミュニケーション力が育つチャンスなので、親子でお話ししながら遊べるようなおもちゃを選んでみてください。
楽しく親子で遊ぶことで絆も深まるし、コミュニケーション能力の発達も期待できるでしょう。
【⑤対象年齢の表記で決める】
知育玩具などは、対象年齢が記載してありますので、生後6ヶ月が対象と表記されたおもちゃを選ぶのも良いです。
赤ちゃんの成長には個性があるため、表記はあくまで目安になりますが、対象年齢の表記は、その月齢の赤ちゃんが楽しく安全に遊べることを基準にしています。
興味をもって、機嫌よく遊んでいれば、そのおもちゃは赤ちゃんに合っているといえるでしょう。
【⑥洗える・消毒できる】
歯が生え始めてむず痒いため、口に物を入れてカミカミする時期です。
洗えたり除菌や消毒ができたりするおもちゃだと、ママも安心して赤ちゃんに遊ばせることができますね。
【⑦安全を基準にする】
生後6ヶ月頃は、なんでも口に入れて確認してしまう時期です。誤飲などの事故を防ぐために、おもちゃの素材や大きさ、形などに気をつけましょう。
また誤飲の他にも、塗装やコーティングなどをなめたりしても大丈夫か確認すると良いです。
日本製はSTマーク、ヨーロッパ製はCEマークがついたものを選ぶと安心です。
これらのマークは、舐めても大丈夫な素材で、誤飲しにくい大きさやけがをしにくい形であることを検査し、安全が保障されたおもちゃに付いています。
生後6ヶ月におすすめのおもちゃ
それでは、生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをいくつかご紹介します。
【ブロック・積み木】
シンプルなおもちゃなので、形を合わせてはめる、積む、並べるなど、あらゆる楽しい遊び方を考えることができます。
物をつかんで振ったり投げたりする時期は、顔や体に当たっても痛くないソフトな素材でできた物を選んであげましょう。
好奇心や自主性、想像力などの育成に加え、手先の発達にも最適なおもちゃになるでしょう。
【楽器】
太鼓やマラカスなどの楽器は、音が大好きな赤ちゃんが楽しく遊びながら感受性を育てることができます。
【ソフトカラーボール】
運動能力も育てることができるボールは、安全のためやわらかく、視覚を刺激してくれるカラフルなものを選ぶと良いです。
【おもちゃのリモコン・携帯電話】
リモコンや携帯電話にいたずらする赤ちゃんには、そっくりのおもちゃがおすすめです。
ボタンを押すと光ったり、音やメロディーが鳴ったりして、手指のトレーニングや五感の刺激になるでしょう。
【布絵本】
触感も楽しめる布製の絵本は、めくるので手先のトレーニングになりますし、知育にも良いです。紙のように、破って口に入れる心配もありません。
まとめ
生後6ヶ月になる赤ちゃんのおもちゃ選びの方法とおすすめのおもちゃをご紹介しました。
赤ちゃんがどんなふうに遊んでよいか戸惑っている様子があれば、最初は一緒に遊んであげて様子を見てみましょう。
どんどん自分でできることが広がってきている時期です。
更なる成長を促すよう、お気に入りのおもちゃを見つけてあげましょう。