生後6ヶ月の赤ちゃんの夜泣き
生後6ヶ月になると、今までは夜ぐっすり寝てくれていた赤ちゃんも夜泣きをしだすこともあります。
「今までは授乳をしたらすぐ寝てくれていたのになぜ?」と困惑するママもいるかもしれません。
実は、夜泣きのピークは生後6ヶ月~9ヶ月と言われているのをご存じでしょうか。
そのため、今までは夜泣きをしなかった赤ちゃんが夜泣きをすることは決して不思議なことではないのです。
そこで今回は、生後6ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、詳しくまとめました。
【生後6ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因
【昼寝時間が長い】
生後6ヶ月になると、1日2回の昼寝の赤ちゃんがほとんどです。
しかし、1日3回の昼寝をさせている場合、赤ちゃんにとって寝すぎであることも。
また、1日2回の昼寝だとしても、昼寝のトータル時間が4時間を超える場合は昼寝時間の調整をした方が良いかもしれません。
【特に理由がないことも】
赤ちゃんが生後6ヶ月もなると、特に理由がないのに泣き止まない「夜泣き」も増えてきます。
理由がある「夜泣き」というのは、正確な「夜泣き」とは呼びません。
赤ちゃんの基本的なお世話をしているのに、泣き止まなかったら、夜泣きが本格化してきたととらえて良いでしょう。
ママとしては理由もなく泣き続けられるのはつらいものがあると思いますが、赤ちゃんの成長過程で夜泣きをすることは珍しくはありません。
理由を探すよりかは、赤ちゃんがいかに早く穏やかな気持ちになれるかを考えた方が良いかもしれませんね。
【生後6ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法
【基本的なお世話をする】
まずは赤ちゃんの基本的なお世話をしてみましょう。
・授乳
・おむつ替え
・室温チェック
など、赤ちゃんが不快な思いをしていないかを確認してみてください。
【部屋を明るくして赤ちゃんを完全に起こす】
夜泣きをしているのに起こして大丈夫なの?と心配になるママもいるかもしれませんが、部屋を明るくしてみてください。
今まで暗かった部屋が明るくなることで、赤ちゃんの注意がそちらへ行き、泣き止んでくれることもありますよ。
そこからの寝かしつけが少し苦労するかもしれませんが、ずっと泣かれているよりかは幾分かは楽になるはずです。
【昼寝の時間を工夫する】
先述した通り、1日4時間以上の昼寝をしている場合は、昼寝時間を調整してみましょう。
夜寝る時間にもよりますが、生後6ヶ月の赤ちゃんには1日トータル3時間~3時間半ほどの昼寝がベスト。
赤ちゃんを起こすと機嫌が悪くなってしまう場合は、体を揺らしたり声をかけたりするのではなく、生活音を立てて自然に起こすようにすると良いですよ。
【生後6ヶ月】赤ちゃんの夜泣きとママ
赤ちゃんが夜泣きをすると、ママの心身も大きなストレスを受けます。
そんなママのストレスを少しでも緩和するための方法を以下でまとめました。
【離乳食は手作りでなくてOK】
生後6ヶ月になると、離乳食も2回食となり、ママも大忙しですよね。
特に離乳食初期のうちは、食べる量は少量にもかかわらず、柔らかく茹でたりペースト状にしたりと手間がかかります。
赤ちゃんが昼寝をしている時間や、夜眠ってから離乳食のストック作りや下ごしらえをしているママも多いのではないでしょうか。
しかし、赤ちゃんが眠っている貴重な時間を、すべて離乳食に費やすのはもったいないです。
「離乳食は手作りでなければならない」と考えているママもいるかもしれませんが、手作りである必要はありません。
各メーカーから販売されているベビーフードは、栄養や赤ちゃんの月齢をしっかりと考えて作られています。
ベビーフードの力を借りながら、できるだけママの負担の少ない方法で離乳食期を乗り越えましょう。
とはいえ、すべてをベビーフードに頼るのはコストがかかるうえに、抵抗のあるママもいると思います。
例えば、おかゆは多めに作って凍らせておき、下処理の大変な魚や葉物野菜などは、ベビーフードの手を借りるという方法もあります。
ベビーフードを上手に活用しながら、ママのやりやすい方法を見つけられると良いですね。
【「家で一人になれる」時間を作ろう】
パパが協力的な家庭だと「たまには一人で出かけてきなよ」などと言ってくれることもあるかもしれません。
もちろん、買い物や美容院など、外出してママのストレス発散につながることはたくさんあります。
しかし、できることならばママが家で一人になれる時間も作ってもらうと良いでしょう。
家で誰にも邪魔をされることなく昼寝をしたり、撮りためておいたドラマを見たりと、家でしかできないママのリフレッシュ方法もたくさんあります。
パパと赤ちゃん、2人で数時間お出かけをしてもらえるようにお願いをしてみてはどうでしょうか。
まとめ
今まで夜泣きがなかった赤ちゃんの場合、夜泣きが始まることによって赤ちゃんが新生児のような寝不足に陥ってしまうママもいます。
長い時間眠れることに慣れてきたママにとって、再度睡眠不足になることはとてもつらいですよね。
先述したように、少しでも楽をして、自分の休息やリフレッシュの時間を作ってください。
一人で抱え込まず、つらい時は「つらい」と言って、限界を迎える前に周りの手を借りるようにしましょうね。