生後7ヶ月の赤ちゃんができること
生後半年を過ぎ、これまで以上に動きが活発になってきます。その1つが「ずりばい」。
うつ伏せになった状態で背筋を上手に使って前に進んでいきます。行動範囲が広がるので、室内であっても危険はいっぱいです。
誤飲事故や落下事故などが起こらないように、お部屋の中を今一度チェックしてみましょう。
そのほかにも、筋肉の発達によって「おすわり」が可能になる赤ちゃんも増えていきます。ねんねの状態よりも視界が広がるので、赤ちゃんの世界がもっと広がっていきます。
遊び方のバリエーションも増えていきますね。
また、周りの大人がしゃべる時に口をじーっと見つめるなど、言葉を吸収しようとします。
今まで以上に表情が豊かになるので、たくさん遊んで語りかけ、赤ちゃんをいっぱい笑顔にしてあげたいですね。
そんな生後7ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びをまとめましたのでご覧ください。
生後7ヶ月の赤ちゃんとの室内遊び
ずりばいやおすわりができるようになると、今までよりもさらにダイナミックな動きで遊ぶことができるでしょう。
部屋でも楽しく遊んで、赤ちゃんの発達をさらに促していきましょう。
【①ボール転がし】
コロコロとボールを転がし、うつ伏せになった赤ちゃんがずりばいで動けるよう促してみるのはいかがでしょうか。
手先も器用になっているので、ボールも上手に掴むことができるでしょう。
「ボールがどこに行ったかな?」など、かくれんぼを応用して、ボール探しをしてみても良いですね。
【②リズム遊び】
聴覚も発達しているので、リズム遊びをいっぱい取り入れていきましょう。
特別な楽器は必要なく、歌に合わせて手をトントンと叩くだけでも十分です。おすわりができるようになっているので、赤ちゃんも両手を使って遊ぶことができます。
ママの真似をしてパチパチと手を叩こうとする仕草も見られるかもしれませんよ。
【③キックで進もう】
まだ上手にずりばいができない赤ちゃんにもおすすめの遊びです。
赤ちゃんを腹ばいの姿勢にして、足の裏にママの手のひらを押し付け、赤ちゃんがキックして前に進みます。
「キックキック!」「がんばれ」など、掛け声をして応援しましょう。
ちょっとずつ進めるようになったら「上手にできたね」と褒めてあげることも忘れないでくださいね。
【④絵本の読み聞かせ】
視覚や聴覚がこれまで以上に発達し、はっきりとした色の識別ができるようになったり、言葉を吸収しようと、ママの口元を見つめたりするようになります。
そのため、絵本の読み聞かせはとても効果的。
なるべくカラフルな色合いのものや、果物や乗り物、動物など身近なものを取り入れた絵本を選び、「赤いくるま」「黄色いバナナ」など、はっきりとした口調で読み聞かせてあげましょう。
まだ自分からは言葉を発しなくても、徐々に物の名前を覚えてくれるようになりますよ。
生後7ヶ月の赤ちゃんとの外遊び
生後7ヶ月になるとさらに動きが活発になるので、もしかしたら部屋遊びだけでは物足りなくなるかもしれません。
体調が良く天気の良い日はぜひ積極的に外に出て外遊びを楽しみましょう。
【①ピクニックに行こう】
天気の良い日はピクニックにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
ピクニックというと少しハードルが高いかもしれませんが、芝生のある公園でレジャーシートを敷きゴロゴロ遊ぶだけでも十分です。
綺麗な芝生があれば、はいはいの練習にもなるかもしれません。
【②砂遊びしよう】
おすわりができるようになると、砂場で砂遊びがもっと楽しくなります。
触るだけではなく、砂に座る感触も刺激いっぱいですよね。
砂を使って何かを作るのはまだ難しいので、まずはママが大きな山を作って見せてあげましょう。
【③すべり台に挑戦】
おすわりが安定してきたら、すべり台にも挑戦してみましょう。
いきなり1人で滑るのは危ないので、ママやパパのお膝に座らせて、しっかり抱っこした状態でゆっくりと滑ってみましょう。
7ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
体をたっぷり動かしたい生後7ヶ月の赤ちゃんには、どのようなおもちゃが良いのでしょうか。おすすめのおもちゃをご紹介いたします。
【①積み木】
おすわりができる赤ちゃんには、積み木を選んであげましょう。
積み木は成長しても長く遊ぶことができますのでおすすめです。
少し持ちにくい形の積み木だと、落としてしまう可能性もあります。角がないか、落としても大丈夫な素材であるかなどを見ながら選ぶと良いでしょう。
【②スマートフォンそっくりのおもちゃ】
なんでも真似をしたい月齢の赤ちゃんは、ママがいつも持っているスマートフォンにも興味津々です。
ボタンを押すと音が出るなど、手先の発達やリズム遊びにもおすすめですよ。
【③指人形】
ママの指に人形をはめて、赤ちゃんに話しかけてみましょう。
動物の指人形なら、鳴き声で話しかけると赤ちゃんが真似をしようとするかもしれません。
まとめ
生後7ヶ月の赤ちゃんは周りからの刺激でどんどん成長していきます。
また、色々なことに興味津々で、なんでも吸収しようとする時期でもあります。
遊びの中で歌や声かけなどを取り入れて、発達を促しながら楽しく過ごしていきましょう。