生後7ヶ月の赤ちゃんの夜泣き
赤ちゃんが生後7ヶ月になると、これまで夜泣きをしなかった子でも、夜泣きが始まるということがあります。
赤ちゃんの夜泣きのピークは生後6~9ヶ月とも言われているので、個人差はあるものの生後7ヶ月で夜泣きが始まっても不思議ではありません。
夜泣きは、赤ちゃんにとっては珍しいものではありませんが、その相手をするママとしては疲れてしまいますよね。
また、夜泣きをする赤ちゃんの泣き声は、時間が時間なだけに周りにも気を遣ってしまうことでしょう。
そこで今回は、生後7ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについて、対策なども合わせて以下で詳しくご紹介します。
【生後7ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの原因
【昼寝時間が長い・遅い】
生後7ヶ月となると、起きていられる時間も長くなることから、これまでのお昼寝のリズムが合わなくなってくることもあります。
赤ちゃんの1日のトータルの昼寝時間が、4時間を超えるようならば、少し寝かせすぎかもしれませんね。
また、午後の昼寝の終了時間が遅くなってしまうと、その分赤ちゃんが夜眠れなくなったり睡眠のリズムが崩れたりして、夜泣きにつながることもあります。
【日中の刺激】
生後7ヶ月は、情緒面の発達が著しい時期でもあります。
赤ちゃんが日中、知らない場所へ行ったり、たくさんの人に会ったりすると、その日中の記憶が刺激となって夜泣きにつながることもあります。
人は、眠っている間に脳でその日の記憶を整理します。
だんだんと記憶力が発達してくる赤ちゃんにとって、日中の刺激はこれまで以上に大きなものとなるでしょう。
【特に理由はない】
本来、「夜泣き」というのは意味もなく泣き続けることを言います。
理由があって泣く低月齢の時期のものは、夜泣きではなくただ自分の不快感や欲求を泣くことで表しているだけです。
様々な方法を試しても、赤ちゃんがなかなか泣き止んでくれない場合、本来の夜泣きと言えるでしょう。
「理由がないなんて・・・」と思うかもしれませんが、赤ちゃんの夜泣きは、成長とともに徐々に落ち着いてきます。
今はつらいかもしれませんが、パパや家族と協力し合いながら乗り切りましょう。
【生後7ヶ月】赤ちゃんの夜泣きの対処法
【基本的なお世話をする】
赤ちゃんが不快に感じていることがないか、まずは基本的なお世話をしてみましょう。
・授乳
・おむつ替え
・室温チェック
などを行い、通常と異なることがないかを確認してみてくださいね。
【昼寝の時間を工夫する】
先述した通り、1日4時間以上の昼寝をしている場合は、昼寝時間を調整してみましょう。
午前の昼寝は30分~1時間以内におさめて、午後の昼寝は2~3時間程度にするのがスケジュールとしても行動しやすいかもしれませんね。
また、午後の昼寝は、できれば15~16時の間に起こすようにしましょう。
そのため、朝はなるべく早く起こし、午前寝の時間を前倒しにしてみるのがおすすめです。
夕方までだらだらと眠る習慣を改善させると、赤ちゃんも夜ぐっすりと眠ってくれることが多いですよ。
赤ちゃんの夜泣きの騒音対策
赤ちゃんの夜泣きは仕方のないこととはいえ、やはり気になるのが周りへの迷惑ですよね。
生後7ヶ月というと、新生児期のか細い泣き声とは異なり、成長とともに声のボリュームも大きくなっています。
夜中といった時間帯が時間帯だけに、ママは睡眠不足以上に、騒音への不安がストレスになっていることもあるでしょう。
以下で、赤ちゃんの夜泣きの騒音対策についてご紹介します。
【窓はしっかりと閉める】
気候が良くなる春や秋は、窓を開けて生活する人も多いと思います。
しかし、窓を開けていると、家の中の声は外に筒抜けです。
赤ちゃんの夜泣きが気になる場合は、まずはしっかりと窓を閉めることが基本です。
窓を閉めると室温が上がって暑くなってしまう場合は、我慢しすぎずエアコンを活用しましょう。
電気代が気になるところではありますが、夜泣きの時期はそこまで長く続かないので、「今だけ」と割り切るといいかもしれません。
【防音シート・カーテンを工夫する】
アパートやマンションなどの集合住宅や、戸建てでも隣の家との距離が近い場合は、窓を閉めただけでは赤ちゃんの泣き声が気になるかもしれません。
そこでおすすめなのが、防音シート(パネル)やカーテンの活用です。
寝室だけでもこれらで対策をすると多少は騒音が軽減されるので試してみてはどうでしょうか。
【内窓を取り付ける】
既設のサッシの内側に、もう1つサッシを取り付ける「内窓」は、防音シートやカーテンよりも高い防音効果が得られます。
工事が必要となるため、コストがかかってしまうのと、賃貸には取り付けることができないのがデメリット。
しかし内窓には防音効果以外にも、部屋そのものの断熱性能が大幅に向上するうえに、冬場の結露も防ぐことができるメリットがあります。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きは、ママやパパだけでなく、時として周りに住む人たちにも不快な思いをさせてしまうこともあります。
赤ちゃんが生まれた際、そして夜泣きが始まってきたと思ったら早々に周りに挨拶をしておくのも大切です。
もし、近所の人に注意されてしまった場合は、丁寧にお詫びをして上で、パパと一緒に対策を考えるようにしましょう。