生後7ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごそう
生後7ヶ月は、ずりばいやはいはいができるようになり、おうちの中でも活発に動き回っている赤ちゃんも増えてくる時期。
ママは目を離せなくなり、おうちの中でも安全に気を付けながら過ごしていることでしょう。
忙しいながらも、おうちで過ごす日々が多くなると、毎日どんなことをして過ごしたらいいのか、悩んでしまうこともあるかと思います。
体はもちろん、精神面でも著しい成長を見せてくれる時期ですから、毎日を有意義に楽しく過ごしていきたいですね。
今回は、そんな生後7ヶ月の赤ちゃんとのおうちでの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
【生後7ヶ月】おうちでの過ごし方のポイント
生後7ヶ月の赤ちゃんとおうちで過ごすときは、以下のことを参考にしながら過ごしてみましょう。
【おうちでの赤ちゃんとの接し方】
生後7ヶ月頃になると、個人差はありますが、言葉を少しずつ理解し始めます。
ママの口元もよく見ている時期です。
記憶力も付いてきていて、言葉をどんどん吸収していきますから、ママは赤ちゃんのお顔をしっかり見て目線を合わせながら、言葉を教えてあげるつもりで色々話してあげてください。
「これは、わんわんだね」「ごはんおいしいね」など、ママが見たもの、感じたものをそのまま言葉にして伝えてあげましょう。
赤ちゃんは、反復喃語と呼ばれる「マンマン」「アウアウ」などと言った言葉を発するようになります。
赤ちゃんがお話している時も、意味がない言葉だとしても「うんうん」と聞いてあげましょう。
お話が上手にできた時は、たくさん褒めてあげてください。
【おうちでのママの過ごし方】
赤ちゃんの体重が増えてきており、抱っこを繰り返すことで腰痛や腱鞘炎などのトラブルが発生しやすい時期です。
骨盤ベルトやサポーターを活用したり、赤ちゃんの抱っこの仕方を工夫しながら予防していきましょう。
腰痛予防には、簡単な筋トレやストレッチも効果的です。
1日10回ほどのスクワットでも予防になりますから、おうちにいる時は隙間時間を見つけて続けてみてください。
しっかり行うことで、産後のダイエット効果も期待できますよ。
やり方が分からないという方は、YouTubeの動画配信サイトなどを参考にしながら、挑戦してみましょう。
【生後7ヶ月】おうちでの楽しみ方
生後7ヶ月の赤ちゃんは、つまむ・引っ張るなどの動作がとても器用にできるようになります。
おうちで遊ぶ時は、手先を使うおもちゃや、赤ちゃんの知育おもちゃなどを取り入れてみてください。
ママとのやり取りをしながら、楽しい時間が過ごせるようにしましょう。
【はいどうぞ遊び】
ママから赤ちゃんに、「はい、どうぞ」と言いながらお気に入りのおもちゃを渡してあげましょう。
そのあと頭を下げるように、「どうも」のやり取りも教えてあげるといいですね。
上手にできたら、今度はママが「ちょうだい」と言ってみましょう。
単純なママとのやり取り遊びですが、何度も繰り返し赤ちゃんが楽しんでくれる遊びです。
【積み木遊び】
積み木を2、3個、上手に重ねられるようになる子もいますよ。
手指の発達を促してくれる遊びですので、チャレンジしてみましょう。
ママが積み木を高く重ねた後、赤ちゃんに倒してもらう遊びも面白いですよ。
積み木は単純なおもちゃですが、年齢が上がっても工夫しながら長く遊べるおもちゃですので、0歳のうちから身近なおもちゃとして楽しんでいけるといいですね。
触り心地がいい木の積み木や、ぶつかっても痛くない柔らかい素材の積み木を選んであげましょう。
【ビーズコースター】
ビーズコースターは物を器用につまめるようになる子も多い、生後7ヶ月頃からのおうち遊びにおすすめのおもちゃ。
指先の発達を促しますし、集中力を育ててくれます。
【生後7ヶ月】おうちで過ごす時の注意点
はいはい、ずりばいが始まると、部屋中をあっという間に移動して歩くので、おうちに危険がないよう十分気を付けなければなりません。
手が届く場所には危険なものがないと思っていても、家電のコードなど、撤去が難しいものもあります。
赤ちゃんが電気コードを引っ張ると、家電が落ちてきてケガに繋がることも。
特に、赤ちゃんのミルクのお湯を作るために必要な電気ケトルやポットのお湯によるやけどは、この時期の赤ちゃんに多発している事故でもあります。
コードを引っ張り、ケトルやポットを転倒させてお湯を被ってしまうのです。
家電のコードは極力束ね、赤ちゃんの目に触れないように隠すような工夫をしましょう。
やけどの危険性がある家電はコードを抜いておくか、赤ちゃんが触れないようスペースを柵やサークルで分けて使うなどの対策をとりましょう。
まとめ
おうちでゆったり過ごす時間は、赤ちゃんの成長を促すチャンス。
赤ちゃんとおしゃべりをしたり、一緒におもちゃ遊びを楽しみましょう。
しかし、赤ちゃんの成長が著しく、喜びを感じる反面、おうちの中での事故にも気を付けたいところです。
赤ちゃんにとっての危険な場所を見つけるために、赤ちゃんのはいはいと同じ目線になって、一度おうちの中を点検し、安全に楽しく過ごしてくださいね。