生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話

生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント

生後7ヶ月は、多くの赤ちゃんの腰がすわりはじめ、早い子だとずりばいをするようにもなります。

日を追うごとに赤ちゃんの動きが活発になるため、少し目を離しただけで赤ちゃんがものすごく移動していて驚くママも。

 

また、身体面と同様に大きな成長を見られるのが、情緒面です。

この頃から、ママの表情などから雰囲気を読み取って、だんだんとやりとり遊びを楽しめるようになってきますよ。

 

今回は、そんな生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについてご紹介します。

 

【生後7ヶ月】赤ちゃんの授乳と離乳食

【赤ちゃんにおっぱいを噛まれたら】

生後7ヶ月になると、歯が生えてくる赤ちゃんもいるので、おっぱいを噛まれてしまって痛いということも。

まだ数本しか生えていないとはいえ、おっぱいを噛まれるととても痛いですよね。

 

しかし、噛まれた後ママが大きな声で「痛い!」と反応したり、オーバーリアクションをとると、その様子が赤ちゃんにとっては面白く感じることもあるようです。

もし赤ちゃんにおっぱいを噛まれてしまっても、なるべく冷静に赤ちゃんの口に指を入れて開き、一旦授乳を中断するのも1つの方法です。

噛んだら飲めなくなっちゃう…というのが、徐々に赤ちゃんに分かってきたら、徐々に噛まなくなるかもしれません。

 

強く嚙まれた時にはママのおっぱいのケアも忘れずに。

 

【離乳食中期がスタート】

離乳食を開始して2ヶ月が経過した生後7ヶ月頃から、離乳食中期がスタートします。

離乳食中期になると、食べられる食材の種類が増え、形状もペースト状からみじん切りへと変わっていきます。

しかし、突然全てを変えるのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ変化をつけてみてください。

 

【離乳食便利グッズ】

赤ちゃんのお世話は、離乳食以外にもやることがたくさん。

離乳食作りが少しでも時短になる、便利グッズなどを活用していきましょう。

 

・フードチョッパー

・フリーザートレイ

 

特にこれらのグッズは離乳食づくりにおいて非常に便利です。

フードチョッパーは、ハンドルを数回引くだけで細かいみじん切りがすぐにできる優れもの。

離乳食中期以降は長く活躍してくれますよ。

 

また、離乳食を小分けにできるフリーザートレイがあれば、多めに作った離乳食や下処理した食材をストックしておくことができます。

製氷皿でも代用できますが、離乳食専用のものはトレイ自体が柔らかく、凍らせたものを軽い力で外せるので便利ですよ。

 

【生後7ヶ月】赤ちゃんのおむつ交換

【おむつ交換台での転落に注意】

外出先でおむつ交換台の上でおむつを交換する場合は、赤ちゃんの転落に要注意です。

おむつなどのゴミをまとめている間や、捨てに行く一瞬の間に、赤ちゃんが寝返りをして転落してしまうことがあります。

おむつ交換台を使用する際は、備え付けのベルトをしっかりとつけて、赤ちゃんから目と手を離さないようにしましょう。

 

【生後7ヶ月】赤ちゃんの睡眠

【お昼寝が2回に】

今まで午前、午後、夕方とお昼寝をしていた赤ちゃんも、生後7ヶ月頃には午前と午後の2回になる子が出てきます。

とはいえ、赤ちゃんの睡眠スタイルにも個人差があるため、まだ3回お昼寝をしている赤ちゃんも少なくないでしょう。

夜やお昼の際になかなか寝付いてくれなかったり、すぐ起きてしまう場合は、お昼寝の回数や時間を見直してみてくださいね。

 

【夜泣きが始まる赤ちゃんも】

生後7ヶ月頃から夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。

夜泣きのメカニズムはまだはっきりと解明されておらず、その対処法も赤ちゃんによって様々。

 

・日中に刺激を与えすぎない

・昼寝時間、回数を見直す

 

などが対処法としてよく挙げられますが、これらを試しても夜泣きをする赤ちゃんはいます。

ママは辛いかもしれませんが、日中は最低限の家事と赤ちゃんのお世話をし、赤ちゃんが昼寝をしている間一緒に寝るなどして、なるべく自分の睡眠時間を確保するようにしてくださいね。

 

【生後7ヶ月】赤ちゃんとの遊び方

【「ちょうだい」「どうぞ」の遊び】

生後7ヶ月の赤ちゃんは、ママとのやりとり遊びが楽しく感じられるようになってきます。

赤ちゃんがおもちゃなどを持っていたら、ママは手を広げて「ちょうだい」と声をかけてみましょう。

 

赤ちゃんの手を取り、ママの手に乗せてあげることで、赤ちゃんもだんだんと意味を理解してきますよ。

上手に「どうぞ」ができたら、思い切り褒めてあげてくださいね。

 

【生後7ヶ月】お世話の注意点

【安全対策をしっかりと】

生後7ヶ月の赤ちゃんは、ずりばいをしだす子もいます。

そのため、赤ちゃんが誤飲をしてしまいそうなものやケガの危険があるものなどは、赤ちゃんの手が届かない場所に移動させるようにしましょう。

 

また、これから赤ちゃんはどんどんと動きが活発になっていきます。

本格的に赤ちゃんが立ったり歩き出す前に、赤ちゃんの過ごす部屋の見直しをすると、赤ちゃんが動き出したときに焦らずにすみますよ。

 

まとめ

心身ともに大きな成長が見られる生後7ヶ月の赤ちゃんですが、それと同時に夜泣きに悩まされるママが増えてくる時期でもあります。

 

ママは赤ちゃんのお世話はもちろん、家事をこなしたりと大忙しで一息つく暇もないかもしれません。

しかし、睡眠不足の状態が続くと、ママの心や体が壊れてしまうこともあります。

パパや周りの家族や行政のサポートシステムの力を借りて、しっかりと休憩を取るようにしてくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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