生後7ヶ月の赤ちゃんの過ごし方
赤ちゃんが生まれて7ヶ月。
身体面でも情緒面でも日々驚くような成長を見せてくれるこの時期。
生後7ヶ月のの赤ちゃんの過ごし方を見ていきましょう。
【生後7ヶ月ってこんな時期】
離乳食はそろそろ2回食に移行するのに伴い、ミルクや母乳の回数も少なくなります。
身体面での発達は著しく、安定してお座りができるようになり、うつ伏せの状態で上半身を起こしたり、ずり這いが始まる赤ちゃんもいます。
生活リズムも安定しているかと思いますが、体力がついてきた赤ちゃんは日中の睡眠が影響し、夜の寝つきが悪くなってくる時期でもあります。
思考や記憶力の発達に伴い、人見知りや後追いがみられる時期。
ママは大変になるかもしれませんが、いないいないばあなど新しい遊びも楽しめるようになっていて、赤ちゃんの遊びの幅も広がっています。
【生後7ヶ月の赤ちゃんの過ごし方のポイント】
生後7ヶ月の時期の赤ちゃんの過ごし方のポイントについて見ていきましょう。
《①服装をチェンジ》
ひとり座りができるようになったら、ロンパースから上下別の服装に変える目安となります。
まだまだ着替える機会が多い時期ですが、汚れた部分だけを取り換えたらいいし、着せやすく、脱がせやすいので、ママの負担がぐっと減ることでしょう。
《②はいはいを促す遊び》
ずりばいやはいはいができる時期にも個人差がありますが、はいはいを促す遊びをしてあげることで、赤ちゃんの肺や腕、足腰を鍛えることにつながります。
ママとの遊びの時間はうつ伏せにしてあげて、手元から少し遠いところにお気に入りのおもちゃを置いてあげるなど、はいはいを促してあげましょう。
《③生活習慣を整える》
夜の寝つきが悪いようでしたら、日中の睡眠時間を短めにするなど、赤ちゃんの様子を見ながら調節してみても。
午前寝を30分ほどで切り上げたり、長いようでしたら1日1回のお昼寝に切り替えも検討してみてもいいでしょう。
朝起きたらカーテンを開け、大人と同じように着替えをして離乳食を食べたりと、生活習慣を整えていきます。
夜もパジャマに着替え、毎日決まった時間に布団に入る習慣を。
産後7ヶ月のママの過ごし方
後追いが始まり、ママは家事が思うようにできなくなったり、中にはトイレに行くのも一苦労という方もいるかもしれませんね。
母乳育児だったママは月経が始まることもありますが、再開の時期はホルモンの影響もあって個人差が大きく、産後1年を過ぎても月経がないというママもいます。
月経がこないからといって焦る必要はありませんが、そろそろ始まる時期であるということは覚えておいて、心づもりをしておきましょう。
【ママが楽になる!産後7ヶ月目の過ごし方のポイント】
産後7ヶ月のママの過ごし方についてポイントをまとめました。
《①後追いがあるから仕方ない》
赤ちゃんが後追いをして泣いていると、家事などが思うようにできなくなって、イライラすることもあるでしょう。
後追いは赤ちゃんが順調に育っている証拠です。
家事などが消化できず焦る気持ちもあるでしょうが、「今の時期は仕方がないな」と割り切って赤ちゃんとの時間を楽しんだ方が、ストレスなく過ごせます。
後追いは赤ちゃんの成長とともに落ち着きますから、ママに甘えたい気持ちを受け止めながら、今しかない赤ちゃんの成長を楽しみましょう。
《②月経を乗り切る》
月経が来ると情緒が不安定になったり、月経による体の不調が現れたりします。授乳中は気軽に市販薬を飲めず、辛い思いをすることもあるでしょう。
中には出産を経験したことで、月経痛が重くなる、もしくは軽くなったというママもいます。
授乳中でも飲める鎮痛剤もありますので、月経が重く辛いようでしたら、婦人科を受診してみるといいでしょう。
生後7ヶ月の1日のスケジュール例
それでは、生後7ヶ月の実際のスケジュール例を見てみましょう。
【生後7ヶ月 1日のスケジュール例】
7:00 起床・授乳① ※ママは朝食・朝の家事
9:00 離乳食①
9:30 授乳①→午前寝 (30分)
10:00 遊び・散歩・買い物・児童館など
13:00 授乳②→昼寝(1~2時間) ※ママの休息・家事
15:00 遊び・散歩・買い物・児童館など
17:00 離乳食②・授乳③→遊び ※夕方の家事
19:00 入浴
20:00 授乳➃→就寝
1:00 授乳⑤
4:00 授乳⑥
離乳食と日中の睡眠も2回…お世話をするママも慌ただしい1日となっており、赤ちゃんの後追いも相まって家事の時間の確保が難しいかもしれません。
午前の睡眠を短くし、午後はたっぷり眠ってもらって家事を進めるなど、赤ちゃんの様子を見ながらスケジュールを工夫してみましょう。
まとめ
生後7ヶ月頃は、知的な成長に驚かされ、可愛らしい姿を見せてくれる時期です。
身体的にもできることが日に日に増え、赤ちゃんの成長から目が離せませんね。
成長とともに気を付けてあげることも増えますが、楽しみながら毎日を過ごしていきましょう。