生後8ヶ月の赤ちゃんとの遊び
生後8ヶ月になると、そろそろ1日の生活リズムが安定してくることでしょう。
大人と同じように、朝昼晩と過ごせるので今までよりも赤ちゃんとの時間が作りやすくなるかもしれませんね。
ずりばいからはいはいへと移行し、動く範囲がさらに広がる赤ちゃんも。
そんな成長の著しい生後8ヶ月の赤ちゃんと、パパは普段一緒に遊べていますか?
赤ちゃんとどんなふうに遊んだらいいのか分からない、というパパもきっと多いでしょう。
そこで、楽しいふれあいの時間を過ごせるよう、生後8ヶ月の赤ちゃんとの遊びについてご紹介いたします。
生後8ヶ月の赤ちゃんとパパの遊び
生後8ヶ月の赤ちゃんは、興味のあるものがあれば一人でずりばいやはいはいなどで移動することができます。
動ける範囲が広がるので、赤ちゃんの好奇心はさらに高まってくることでしょう。
そんな赤ちゃんの好奇心を刺激しつつ、楽しい遊びの時間を一緒に過ごしてみるのはいかがでしょうか。
【ビリビリ遊び】
この時期の赤ちゃんはいたずらが大好きです。
ビリビリ遊びは普段なかなかできない動きなので、赤ちゃんの好奇心をいっぱい刺激してくれますよ。
大人でも紙をビリビリ破くと、ちょっとストレス解消になったりしませんか?
「ビリビリ」という音にも赤ちゃんは興味津々。
赤ちゃんが座った状態で新聞しやチラシなどを持たせ、最初だけちょっと破った状態でビリビリしてもらいましょう。
パパはもっと大きな紙をダイナミックにビリビリして見せるのも良いでしょう。
ただし、パパの大事な書類も間違って破られないよう赤ちゃんの手の届かない場所に保管しておいてくださいね。
【バスに乗って】
パパはあぐらをかいた状態で座り、赤ちゃんを正面に向けて膝の上に座らせます。
その時にしっかり赤ちゃんをパパが支えてあげましょう。
そして、バスに乗った気分になって「出発進行~!」と言い、「右へ曲がります」の合図で体を右へ傾けましょう。
同じように「左へ曲がります」で体を左へ傾けます。
デコボコ道にきたら体を「ガタガタ」と前後左右に揺らして、赤ちゃんを楽しませてあげてください。
生後8ヶ月の赤ちゃんとおもちゃで遊ぶ
動ける範囲が広がり、細かい物でも掴めるようになる生後8ヶ月の赤ちゃん。
おもちゃも上手に活用して、遊びを通してさらに発達を促してあげたいですね。
それでは、生後8ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをみていきましょう。
【プルトイ】
プルトイとは、紐を引っ張ると動物や乗り物のモチーフが動いてくる仕掛けのおもちゃ。
はいはいやずりばいができる赤ちゃんにぴったりのおもちゃです。
赤ちゃん一人でプルトイで遊ぶのはまだ難しいので、パパが紐を引っ張ってあげましょう。
すると、赤ちゃんは楽しそうにプルトイを追いかけてくれますよ。
赤ちゃんのペースに合わせて、無理のないスピードで楽しんでくださいね。
【赤ちゃん用のボール】
ボールを上手に投げるのはまだ難しいですが、掴んで離す動作ができるようになっているでしょう。
コロコロと転がる様子をみて、赤ちゃんは自分で追いかけることもあるかもしれません。
いつかは子どもとキャッチボールをしたい、と夢を描いているパパも多いのではないでしょうか。
今の時期でも、赤ちゃん用の軽いボールなら投げたり転がしたりして遊ぶことはできます。
ボールを赤ちゃんが追いかける際に、転倒やどこかぶつけたりしないよう注意しながら遊んであげてくださいね。
ボールの中にはオーボールといって、赤ちゃんがつかみやすいボールもあります。
それを使うなどしながら、楽しく遊んでみましょう。
生後8ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際の注意点
生後8ヶ月の赤ちゃんと遊ぶ際は、どのような点に注意したら良いのでしょうか。
【赤ちゃんの目線で確認する】
生後8ヶ月の赤ちゃんはお座りやずりばい、はいはいなど色々な体勢ができます。
そのため、視界が変わるため今まで見えていなかったものも見えるようになります。
パパの場合は視界の位置が高いため、赤ちゃんとは見える範囲が異なります。
赤ちゃんと触れ合ったり遊ぶ際は、周囲に危ないものがないか、触っては困るものがないか確認をしておきましょう。
【「パパ見知り」することも】
個人差はありますが、生後7〜8ヶ月くらいから「人見知り」をする赤ちゃんが多いようです。
普段あまり接していない人や、パパにも人見知りをする場合があります。
忙しくて触れ合いが少なくなると、「パパ見知り」することもあるかもしれません。
これは成長の証なので、パパのことが嫌いになったわけではありません。
赤ちゃんと遊ぼうとして泣いてしまったら、おもちゃを通して徐々に距離を近づけるなど試してみてくださいね。
まとめ
さらに活発に動くようになる生後8ヶ月の赤ちゃん。
時にはハラハラドキドキすることもあるかもしれませんね。
赤ちゃんの成長は一瞬です。
日々ふれあいがあると、遊びが変わっていくのが分かることでしょう。
ぜひ今の瞬間の赤ちゃんと楽しい時間を作りましょう。