【生後9ヶ月】赤ちゃんの夜泣き

生後9ヶ月の赤ちゃんの夜泣き

生後9ヶ月の赤ちゃんは、はいはいも上手になり、伝い歩きをしだす子もいます。
日中の活動量が増えてくることから、ママも目が離せずにお世話がより一層大変になりますよね。

 

それに加えて、生後9ヶ月の赤ちゃんのひどい夜泣きに悩まされるママは多いようです。
日中大忙しの分、できればママもゆっくりと眠りたいですよね。

 

そこで今回は、生後9ヶ月の赤ちゃんの夜泣きについてと、夜泣きと関係が深いとも言われている添い乳について詳しくご紹介します。

 

【生後9ヶ月】夜泣きの原因と対処法

【昼寝時間】
生後9ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、個人差があるものの1日あたり10~13時間が一般的。
その中で昼寝は2時間半~3時間前後の赤ちゃんが多いです。

 

生後9ヶ月となると、だんだんと起きていられる時間が長くなってくるので、赤ちゃんの様子を見ながら昼寝時間を調整する必要があります。
昼寝をしすぎたり、昼寝を終えるのが遅すぎたりすると夜の睡眠に響き、目が覚めやすく夜泣きにつながることも。

 

午前中の昼寝は、30分~1時間程度にして、午後の昼寝は2時間程が理想的。
そして、16時には昼寝を切り上げるようにしましょう。

夜の睡眠時間に応じて、昼寝時間を調整してあげると良いですね。

 

【日中の過ごし方】
赤ちゃんにとって日中刺激的なことがあると、夜泣きにつながるケースもあります。

 

・今まで行ったことのない場所へ行った
・たくさんの人に会った
・屋外で長時間過ごした

 

などは、大人には大したことのないように感じても、赤ちゃんにとっては大きな刺激です。

 

しかし、生後9ヶ月の赤ちゃんにたくさんのことを経験してもらうのは非常に大切です。
赤ちゃんも日中の刺激にだんだんと適応してくるので、少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

 

 

【不快感がある】
赤ちゃんが不快に感じていることがあるかどうかを確認してみてください。

 

・おむつが濡れていないか
・室温が適切か

 

など、赤ちゃんの様子をしっかりと観察しましょう。
特に季節の変わり目などは、赤ちゃんにどのような服を着せて寝かせていいか分からないママも多いですよね。

 

赤ちゃんは大人よりも暑がりなので、ママが「少し肌寒いかな」と思うくらいがちょうど良いこともあります。
具体的な室温管理も大切ですが、窓やエアコンからの距離などによっても体感温度が変わってくるので注意しましょう。

 

 

【特に理由はない】
夜泣きには特に理由がないことがほとんどです。
夜泣きは多くの赤ちゃんが成長する段階で経験することです。
1歳頃には落ち着く子が多いので、パパと協力し合いながら乗り切りましょう。

 

「添い乳」は夜泣きにつながる?

赤ちゃんの寝かしつけや夜間授乳を「添い乳」で行っているママも多いと思います。
添い乳は、赤ちゃんの横でママも寝転がりながら授乳ができるので、夜間授乳などママが眠くてつらい時にも非常に楽ですよね。
しかし、添い乳は赤ちゃんの夜泣きにつながることもあるので注意が必要です。

 

【なぜ添い乳は夜泣きにつながるの?】
添い乳をすると、赤ちゃんはそのままうとうとと眠ってくれて、ママとしても楽ですよね。

 

しかし、添い乳で眠りにつくのが習慣となってしまうと、赤ちゃんはおっぱいがないと眠れなくなってしまいます。
そして、赤ちゃんが夜中にふと目が覚めた時など、くわえていたはずのおっぱいが目の前にないことに気づき、泣いてしまうのです。

 

また、おっぱいをくわえると反射的に眠ってしまう赤ちゃんも多くいます。
すると、赤ちゃんが満足できる量まで飲み切る前に眠りに落ちてしまい、すぐにお腹が空いて泣いてしまうということもあります。

 

【添い乳をやめるには?】
寝かしつけのその時は楽ですが、添い乳は癖になりやすく、1度添い乳をするとなかなか難しいですよね。

しかも、添い乳の途中でママが寝てしまうことで、赤ちゃんが窒息するなどのリスクもあります。

 

添い乳をやめるには、面倒かもしれませんが、ママが1度体を起こし、赤ちゃんを抱いて授乳をするようにしましょう。
授乳クッションや枕を使用すると楽な姿勢で授乳ができますよ。

 

添い乳をしながら夜間授乳をしていた時は、暗闇でも服をまくれば授乳ができたかもしれません。
しかし、座って授乳をするとなると真っ暗な部屋だとやりにくいというママもいるかもしれません。

 

そんな時は、ベッドサイドの明かりをつけたり、間接照明を活用すると良いですよ。
完全に部屋を明るくしてしまうと、赤ちゃんの目が冷めてしまうこともあるので気を付けて下さいね。

 

 

【添い乳以外の入眠儀式を作ろう】
添い乳をやめようと思ったら、「眠るイコールおっぱい」とならないように、添い乳以外の赤ちゃんの入眠儀式を作りましょう。

 

・胸をトントンと叩く
・子守唄を歌う
・音楽を流す

 

など、赤ちゃんとママに合った方法を探してみてくださいね。

 

赤ちゃんのねんねトレーニングの進め方

 

まとめ

赤ちゃんの夜泣きのピークは生後6~9ヶ月とも言われています。
もちろん個人差がありますが、これからどんどんと落ち着いてくる赤ちゃんも増えてくるはずです。

 

ママとしては、一刻も早く終わってほしい赤ちゃんの夜泣き。
今回ご紹介したように添い乳を辞めたら、赤ちゃんの夜泣きもすっかり改善したというママも少なくありません。

あと少しの辛抱ですが、できることは試してみながら、赤ちゃんの夜泣きと上手に付き合っていってくださいね。

この記事を書いたライター

小橋 まな
小橋 まな

2歳の娘を育児中のママライター。出産前は子供がとても苦手だったのに、今では娘を溺愛しすぎてたまに我に返ることもあるほどです。育児休暇後職場復帰の予定が、実父の体調不良をきっかけに退職し在宅ライターの道へ。心配性で神経質になってしまった0歳児育児の過去の自分を振り返り、ママたちが安心して育児ができるような記事をお届けしたいと思います。

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