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生後9ヶ月の赤ちゃんのお世話ポイント
生後9ヶ月の赤ちゃんは、はいはいやずりばいが上手になり、つかまり立ちや、早い子だとつたい歩きをするようになります。
赤ちゃんの成長に嬉しさを感じる一方で、事故やケガをしないように見守る大変さや、あっという間の成長を少し寂しく感じるママも多いのではないでしょうか。
また、生後9ヶ月になると、離乳食では3回食がスタートします。
毎日の準備は大変ですが、赤ちゃんと一緒にご飯を食べるのはにぎやかで、幸せでもありますよね。
今回は、そんな生後9ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントについてご紹介します。
【生後9ヶ月】赤ちゃんの授乳と離乳食
【3回食がスタート】
生後9ヶ月頃からは3回食の開始時期です。
大人のご飯にプラスして、赤ちゃんの分まで用意しなければならないため、ママは大忙し。
離乳食以外にも、赤ちゃんのお世話や家事があるためゆっくりと自分の時間をとることが難しくなってしまうかもしれません。
ベビーフードや冷凍保存などを活用して、なるべくママの負担を軽減できるよう工夫してくださいね。
【手づかみ食べをさせよう】
生後9ヶ月頃からは、離乳食後期に入ります。
離乳食後期になると、かなりしっかりとした形のものも食べられるようになってきますよ。
おやきやパンなど、手づかみ食べができるものを食卓に出すようにしましょう。
手づかみ食べは、赤ちゃんの手指の発達を促したり、食に対する興味を向上させるうえで重要な行為です。
初めのうちは遊んでしまったり、ボロボロと落としてしまうかもしれませんが、それも成長の過程で必要なこと。
掃除が大変かもしれませんが、広い心で見守りましょう。
【生後9ヶ月】赤ちゃんの部屋づくり
【赤ちゃんのいたずら防止】
生後9月の赤ちゃんは、様々なものに興味津々です。
赤ちゃんの手の届くところには誤飲やケガにつながるものを置くのは避け、扉にはロックをかけるようにしましょう。
棚などの扉は、開けられないから大丈夫だと思っていても、ある日突然開けられるようになることもあります。
いたずら防止の扉ロックは、100円ショップなどにも売っているので早めに対策をしておくようにしましょう。
【家具の角に要注意】
テレビ台やテーブルなどの家具の角は、赤ちゃんが転倒してぶつけると大きなケガにつながる危険があります。
特にローテーブルの角は、赤ちゃんのつかまり立ちをする高さとしてちょうどよく、ケガも多発しやすい場所です。
コーナーガードを取り付けることで、赤ちゃんがぶつけた時も衝撃を抑えられます。
少し見栄えは悪いかもしれませんが、赤ちゃんのためだと割り切って我慢しましょうね。
【ベビーゲートを取り付けよう】
キッチンや階段などにベビーゲートを取り付けましょう。
キッチンは、調理器具など危険がたくさんあります。
ママが包丁や火を使っている時に赤ちゃんがママの足元に来るのも危険なので、赤ちゃんは泣いてしまうかもしれませんが調理中はベビーゲートをロックする習慣をつけることが大切です。
また、赤ちゃんははいはいができるようになると、階段も上れるようになります。
赤ちゃんの転落事故を防ぐためにも階段へのベビーゲートは、上階部だけでなく下階部にも取り付けるようにしましょうね。
【生後9ヶ月】赤ちゃんとの遊び方
【外遊びで五感を刺激しよう】
生後9ヶ月の赤ちゃんの五感はぐんぐんと発達しています。
室内遊びももちろん大切ですが、外遊びは赤ちゃんにとって大きな刺激になります。
公園へ行ったら、ブランコや、ママと一緒に滑り台に挑戦してみましょう。
今まで感じたことのない感覚に、赤ちゃんも大喜びしてくれるかもしれません。
はいはいが上手になってきたら、芝生の上ではいはいをさせてあげても良いですね。
【生後9ヶ月】赤ちゃんの服装
【着替えに時間のかからない服を】
はいはいやずりばい、つかまり立ちやつたい歩きなど、生後9ヶ月の赤ちゃんは動きたい盛り。
そのため、なるべく着替えがサッとできる服を選ぶようにするとお世話がスムーズです。
まだカバーオールやロンパースを愛用している赤ちゃんもいるかもしれませんが、新しいものを買う時は上下別れたセパレートの服に移行していくと良いですよ。
とはいえ、赤ちゃんらしさを堪能できるカバーオールは今だけの特権。
ママの負担にならなければ、サイズが合う限りその姿を楽しむのも良いですよね。
【生後9ヶ月】お世話の注意点
【事故やケガに注意】
自分で動けるようになった生後9ヶ月の赤ちゃんは、事故やケガに遭うことが多くなります。
特に多いのが
・転落事故(階段、ベッドなど)
・やけど
・誤飲事故
です。
どの事故も、赤ちゃんから一瞬目を離した隙に起きてしまうものばかりです。
ここの中だけは、転落もしないし、熱いものもないし、落ちてくるものもない、手が伸ばせるものもない、安全なおもちゃだけがある、という安全スペースを作っておくと安心です。24時間いっときも目を離さずというのはできないので、赤ちゃんの場所作りを工夫してみましょう。
まとめ
生後9ヶ月の赤ちゃんは、自由に動き回り事故やケガの危険が高まるため、ママは1日中気が抜けませんね。
離乳食も3回食となり、やらなければいけないことが増えたと思いますが、しっかりと休憩はとれていますか?
赤ちゃんをお世話をするうえで、ママの心と体の健康が何よりも大切です。
「少し疲れたな」と感じたら、パパや周りの家族や行政の助けを借りて、しっかりと休んでくださいね。