赤ちゃんの名前を決める人って?
赤ちゃんが生まれた際、真っ先に決めることといえば赤ちゃんの名前ですよね。
ママはもちろん、パパや周りの家族それぞれに赤ちゃんへの思い入れはありますよね。
皆の意見が一致すればよいものの、意見が別れてしまうことも多々あるようです。
それでは、赤ちゃんの名前は一体誰が決めることが多いのでしょうか?
ママが赤ちゃんの名前を決める場合
赤ちゃんをお腹で10ヶ月育て、生んだ張本人のママだからこそ、名前に対して強い想いがあることが多いですよね。
「痛い思いをして生んだからこそご褒美としてママが決めたい」というママもいるでしょう。
当初の予定では、パパの考えた名前の案で行く予定だったものの、出産を乗り越えたママの姿を見て「やっぱりママが名前を決めて欲しい」とパパが言ってくれたという家庭も少なくないようですよ。
【ママが名付けるメリット】
・よりわが子への愛着が増す
・生まれたばかりのわが子を見て、ピッタリな名前を付けられる
ママからしたら「やっと出会えたわが子」です。
愛情たっぷりの素敵な名前をママが付けられたら幸せですね。
パパが赤ちゃんの名前を決める場合
ママではなく、パパが主体となって名前を付ける家庭もあります。
「パパ」としての最初の役割が「名付け」と考えるのも1つかもしれませんよ。
【パパが名付けるメリット】
・パパとしての自覚が芽生える
・赤ちゃんへの興味、関心が湧く
・責任感が芽生える
10ヶ月間、ママはお腹で赤ちゃんを育てていて、いわば「ママになる準備」が心も体もできています。
しかし、いくらママが「母親」としての自覚が芽生える一方で、パパ自身の体には変化は訪れませんよね。
そのため、赤ちゃんが生まれてきても、今ひとつ実感が湧きにくいというのはよく聞く話。
パパが赤ちゃんの名前を付けることで、よりわが子への愛情が増し、「父親としての自覚や責任感が芽生える」というメリットがあります。
その名前を呼ぶたびに、パパになったという幸せを感じてくれるかもしれません。
おじいちゃんおばあちゃんが名付ける場合
現代では少し珍しいパターンですが、おじいちゃんやおばあちゃんが名前を付ける家庭もあります。
先祖代々のしきたりや決まりから来ていることが多く、特にパパ側の両親が名前をつけることが多いようです。
【おじいちゃんおばあちゃんが名付けるメリット】
・なかなか会えなくても家族のつながりを感じられる
・ママやパパにとっては親孝行になる
おじいちゃんおばあちゃんにとっても、生まれてくる赤ちゃんは可愛い孫。
遠方でなかなか会えなくても、赤ちゃんの名前を付けるという大役を預かることは、非常に喜ばしいことですよね。
初孫であれば尚更のこと。
ママやパパからしたら、そんな大役を自分の親に依頼するということは、1つの親孝行になるかもしれません。
ただし、必ずしもママやパパが納得する名前を付けてもらえるとは限らないもの。
その点はしっかり理解してから依頼しましょう。
また、パパは自分の親に名付けを依頼したいと思っていても、ママは「自分で付けたい」と不満に思うこともあるでしょう。
赤ちゃんの名前は一生ものなので、少しでも違和感を感じたらしっかりと意見を述べることも大切ですよ。
姓名判断で赤ちゃんの名前を決める場合
赤ちゃんの名前を、信頼できる神社仏閣などで「姓名判断」をして決める場合もあります。
【姓名判断で名付けるメリット】
・ママやパパが決められないときのヒントになる
・字画から良い名前を付けてもらえる
姓名判断で名付ける場合は、やはり専門家の意見を取り入れるため、字画から将来的に「良い」とされる名前を付けてもらえるというメリットがあります。
親としてはわが子にはできるだけ良い運勢の名前を付けたいので、ママとパパが互いに納得できる名づけ方法でもあるかもしれませんね。
ただし、姓名判断と言っても宗派によってその占い方は様々です。
同じ名前でも宗派によってはまったく違う結果となることもあるので、あまり信じすぎるのも良くないかもしれませんね。
また場合によっては、ママやパパがイメージしていた名前ではないこともあるので、結果によっては戸惑ってしまうこともあるでしょう。
どこまで姓名判断を信じて名付けをするのか、ママとパパでよく話し合ってから依頼するというのも注意したいポイントかもしれません。
まとめ
赤ちゃんにとって一生ものであり、最初のプレゼントである名前。
赤ちゃんの人生がよりよいものになってほしいという想いは、赤ちゃんを大切に思うママとパパ2人に共通するものですよね。
赤ちゃんの名前を付ける際、「誰が決めたか」というのはもちろん重要なことかもしれません。
しかしそれ以上に、どんな名前をつけるか、そしてどんな想いが込められているかということの方が大切なのではないでしょうか。
名前は、ママやパパからの最初のプレゼントでもあります。
一生、その子に付いて回るものですから、ママやパパが納得のいく方法で素敵な名前をプレゼントしてくださいね。