初産ママのやることリストをご紹介
「身二つになる」という言葉を知っていますか?「み ふたつになる」と読み、文字通り出産して赤ちゃんを産むという意味です。 初産を迎えるママも、身二つになると大人だけのときと生活が一変し、自分のことに時間や手を掛けることが難しくなってきます。
入院準備はもちろん、家の片づけや提出書類の準備なども赤ちゃんのお世話が始まる前に済ませておいたほうがスムーズではかどります。 今回は、初産ママがお産の前にやっておいたほうが良いことをリストアップして紹介します。
初産ママのやることリスト〈買い物〉
まずは、出産準備です。
必要なものは気付いたときにメモしてリストを作っておきましょう。
【入院準備】
妊娠30週を目安に入院セットを作っておくと安心です。入院用品は病院から指定がある場合もあるので、確認しておきまししょう。 容量が大きくて両手の空くバッグやリュックをマザーズバッグとして用意し、入院セットをまとめて入れておきましょう。
【赤ちゃん用品】
すぐに必要ではないもの、買う必要があるか不明なものもありますが、産後は気軽に買い物に行けません。 ひとりで動けるうちに下見しておくのがおすすめ。 赤ちゃんの服やタオルは水通ししてから使います。出産前に済ませておきましょう。
【ママ用品】
産後しばらくはデパートなどに出かけられないと思った方が良いでしょう。デパートコスメを愛用しているママは在庫の確認が必要です。
また、案外足りなくなるのが生理用品です。悪露(おろ)が続く場合、生理用品で代用するのが手軽で便利です。 化粧品や生理用品はパパにお使いを頼みにくいもの。いずれ使うものですから、少し買いだめしておくのも良いですね。
初産ママのやることリスト〈自宅環境〉
赤ちゃんを迎えるために自宅も準備をしておきましょう。 大人だけの生活と赤ちゃんがいる生活では勝手が違います。場合によっては、センスよりも利便性を優先しなければならないケースもあります。
【片づけ】
ぜひとも身二つになる前にやっておきましょう。産後は時間的にも体力的にもなかなか取り掛かることができません。 赤ちゃんとの生活ではモノが増え、赤ちゃん用品置き場も必要になります。
例えば、紙おむつは段ボール単位で購入することもあり、想像していた以上に場所をとるものです。 不要なものがないか確認し、処分できるものは早めに処分しておきましょう。
【動線見直し】
どこで沐浴させるか、着替えさせるか、着替えやおむつはどこに置くと便利か。赤ちゃんのお世話の手順を考えながら動線をシミュレートしてみましょう。 まずは、昼間、夜間の赤ちゃんの居場所を決めることから始めるとスムーズかもしれません。エアコンの位置関係なども忘れずにチェックを。
【家電品】
赤ちゃんの衣類は清潔な洗濯機で洗ってあげたいものです。ぜひ、洗濯槽の掃除をしておきましょう。 洗濯回数も増えますから、これを機会にボタンひとつで乾燥までできるタイプに買い替えるのも手ですね。
同様に、食洗機やロボットタイプ掃除機など便利家電の導入も検討してみましょう。
初産ママのやることリスト〈お楽しみ〉
赤ちゃん連れだと出かけられない場所、やっておきたいことを済ませておきましょう。
【友人と会う】
産後は授乳やお昼寝の時間、赤ちゃんの病気やママの睡眠不足などでしばらくは人と会う予定が立てられないと思っていた方が良いかもしれません。
【美容院】
妊娠中期間、安定期など体調の良いときに美容院へ行くのもおすすめ。しばらく美容院に行けなくても済むようなカットやカラーを相談しましょう。
産後はシャンプーやドライヤーを使う時間がなくなるからと、ショートカットにするママも多いようです。 逆に、ロングヘアのほうがまとめ髪も簡単だし寝ぐせも気にしなくてよいという考えもあります。
【デート】
外食や映画、カラオケなどぜひパパとデートを楽しんでおきましょう。 雰囲気のあるレストランやカウンター席のラーメン屋など、しばらくは足が遠のいてしまうことになるお店での食事も良いですね。
その他〈サポートや手続き〉
何でもインターネットで調べられる時代ですが、産後はゆっくりパソコンに向かう時間はありません。
出産前に必要な情報収集をしておきましょう。
【提出書類準備】
役所や会社に提出する書類を準備しておきます。
【公共サービスやサポート】
健診、予防接種、自治体のサービスの情報を集めておきましょう。 保育園利用予定なら、赤ちゃんが生まれる前に下見見学に行くのがおすすめです。
【内祝い】
出産祝いの内祝いはお名前のお披露目も兼ねるので、紅白蝶結びの熨斗(のし)に赤ちゃんの名前をふりがなを添えて書くのが一般的です。 産後はデパートなどに品物選びになかなか行けませんので、出産前に品物を選んでおきましょう。
まとめ
初産のママとパパにとっては初めて経験することばかりで、なかなか想像通りにはいかないものです。 身二つになる前に、できることは済ませておくのが絶対おすすめです。
また、初産のママは母親になる実感はまだあまりないかもしれませんが、男性であるパパは、なおさらピンと来ていないものです。 一緒に育児本を読むなどして初めてパパとママになる気分を高めていくのも良いですね。