ベビーカーとチャイルドシートは兼用できる?
赤ちゃんと少し遠くにおでかけすることもありますよね。
車のチャイルドシートではぐっすり眠っていたのに、ベビーカーに乗せた途端、起きて泣き出してしまった。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
そうなると、ベビーカーでは落ち着かず抱っこをしておでかけすることになり、せっかくのおでかけも大変ですよね。
そんなおでかけの大変さをカバーしてくれるのが、ベビーカーとチャイルドシートを兼用する方法です。
兼用できるシート自体は、ベビーカーとチャイルドシートそれぞれ単品よりもそこまで種類は多くはありませんが、持っていたらとても便利です。
今回はベビーカーとチャイルドシートを兼用するメリットや、シートの選び方についてご紹介いたします。
ベビーカーとチャイルドシート兼用タイプのメリット
まずはベビーカーとチャイルドシートを兼用するメリットについてみていきましょう。
【メリット①赤ちゃんの乗せ替えが楽になる】
冒頭でもお伝えした通り、車のチャイルドシートからおでかけ先のベビーカーへ移動するときのこと。
車ではぐっすり眠っていたのに、ベビーカーに乗せ替えた途端、起きてしまうのはよくあることですよね。
ベビーカーとチャイルドシート兼用のものを選べば、赤ちゃんを一旦抱っこして乗せ替える必要はありません。
また、乗せ替える必要がないというのはおでかけ先だけではなく、自宅に到着し車のチャイルドシートから室内ではバウンサーとしても使うことができます。
このように、ベビーカーとチャイルドシートが兼用できることで、おでかけ先→車→自宅の乗せ替えがとても楽になります。
【メリット②新生児からベビーカーとして使用できる】
ベビーカーとチャイルドシートを兼用できる種類の場合、ほとんどが新生児から使用可能です。
ほとんどのベビーカーは生後1ヶ月を過ぎてからでないと乗ることができません。
ですが、ベビーカー兼チャイルドシートの場合は新生児から使えるため、退院後の帰宅時や里帰り出産から自宅に戻る際もとても便利です。
また、新生児の時期を過ぎてもベビーカーを買い換える必要がないので、費用面でも助かりますね。
ベビーカー兼チャイルドシートの選び方
続けて、ベビーカー兼チャイルドシートの選び方についてご紹介いたします。
【乗せ替えが簡単か】
ベビーカー兼チャイルドシートをせっかく選んでも、取り付け方が複雑だと乗せ替えが大変になり、あまりメリットを感じることができません。
お出かけ先などで一人で着脱することを想定し、短時間で簡単に着脱できるか必ず確認をしましょう。
【対象年齢】
ベビーカー兼チャイルドシートは値段が高い傾向になりますが、使う期間も限られています。
そのため、使いたい月齢や年齢が対象になっているか確認をしておかないと、あっという間に買い換える必要があることも考えられます。
目安としては、車のチャイルドシートとして使用する場合は1歳半まで、ベビーカーとしては3〜4歳くらいまで使えるものが多いようです。
兼用の種類の場合、このようにチャイルドシートで使用する場合とベビーカーとして使用する場合で対象年齢が異なるので、この点も注意しましょう。
【一台何役使えるか】
ベビーカーとチャイルドシートで兼用できるシートの場合、室内ではバウンサーやローチェアとして使えるものもあります。
一台で活躍できるシーンが多いと、他のベビーグッズをたくさん買い揃えなくて済むので経済的にも助かりますよね。
兼用できる以外にも、どのような使い方ができるかも確認しましょう。
【適合車種】
ベビーカー兼チャイルドシートの場合、一般的なシートよりもサイズが小さいものが多いようです。
そのためほとんどの国産車であれば装着可能です。
念のため、まずは適合車種であるかどうか確認をしましょう。
ただし適合車種であっても、取り付け自体は可能でもスペースに余裕がなく取り付けが難しい場合もあります。
取り付けするスペースやシートベルトの長さの確認をして、取り付けが無理なくできるかも確認しておくと安心ですよ。
【安全基準を満たしているか】
シート自体はやはり重さがあるので、赤ちゃんを乗せて持ち運びすることを考えると、できるだけ軽くて便利なものを選びたいという方もいるかもしれません。
ただし、軽さを求める余り安全基準を満たしていないと本末転倒です。
ベビーカーやチャイルドシートを選ぶ際に確認したいのがSGマーク(安全と認証された製品に付けられる証)です。
海外製の商品の場合はこの通りではなく、別途定められた安全基準もあります。
選ぶ際は必ずこのような安全基準を満たしているものを選びましょう。
まとめ
楽しい赤ちゃんとのお出かけ。
中長距離のお出かけで移動手段によっては、ベビーカーやチャイルドシートなどが必要になることも。
ベビーカーとチャイルドシートだけでもかなりの荷物。
それに加え、赤ちゃん本人はもちろん、お世話グッズもあるので大変ですよね。
チャイルドシートから、赤ちゃんを起こすことなくスムーズにベビーカーに乗せ替えることができたら、もっとお出かけも楽になることでしょう。
お出かけ先だけではなく室内でも使えるものもありますので、ぜひ選び方を参考にして検討してみてはいかがでしょう。