ベビーソファとは?いつから使う?
ベビーソファとは、足を入れて座れるようになっており、首がすわったばかりの赤ちゃんが初めて座りをする時にピッタリです。
お尻周りをカバーするゆったりとした作りが、安定感のある座り姿勢を作ってくれるのも特徴です。有名なのブランドは「バンボ」で、7000〜9000円台で購入できます。
主には離乳食を始める生後5〜6ヶ月くらいから使うもので、座るシーンが多くなるために購入を検討する家庭が多いようです。
ただ、みんなが買っているからといってどの家庭にも絶対に必要なのかな?という疑問が浮かびます。
購入に迷ったら本当にベビーソファが必要なのか、メリットとデメリットを知った上で判断してみましょう。
今回は、ベビーソファの特徴や、メリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。
ベビーソファのメリット4つ
【①柔らかい素材でできている】
ベビーソファは柔らかい素材でできているため、赤ちゃんが角で怪我をすることもありません。
その上、安定感のあるどっしりとした作りになっているので、まだ座り姿勢が不安定な赤ちゃんを優しく包み込んでくれます。
【②お手入れしやすい】
ベビーソファは布製のものもありますが、基本的には水をはじく素材でできているため、お手入れもしやすいです。
重さが約1kgと他のベビーチェアと比較しても軽い方なので、部屋の中での移動もラクにできます。
空気で膨らむタイプは必要ない時には畳んで置けるので、用途に合わせて選べます。
【③ベルトやテーブルでカスタマイズできる】
ベビーソファにはベルトが付いているものや、後付けができるものがあります。
取外し可能なテーブルが付いているものもあるので、必要に応じてカスタマイズが可能です。
いつも抱っこしているのが大変な時にも便利です。
【④座る姿勢を安定させられる】
首がすわっていても腰が据わっていないと一人では座れません。
大人と同じ様にソファーに座らせるのも、落ちたり倒れる危険性があるのでベビーソファがあれば安心。
不安定な腰を固定して座る練習ができるのもメリットです。
ベビーソファのデメリット5つ
【①長く使用できない】
ベビーソファは首が据わってくる頃から2歳頃まで使用できると表示されているものが多いですが、実際はそんなに長く使えないケースがほとんどです。
赤ちゃんが歩けるようになってくると自分で椅子から立ち上がって座ってくれなくなったり、成長が早いとお尻や足の部分が入らなくなって使えなくなったりします。
購入する前には一定期間での使用になることを頭に置いてから、選ぶことをおすすめします。
【②赤ちゃんの体形を選ぶ】
対象年齢が当てはまっていても、足を入れて使う構造上、大きな赤ちゃんは窮屈に感じることがあります。
赤ちゃんの太もものサイズとベビーソファの足の部分がフィットするかどうか確認しておきましょう。
反対に、小さな赤ちゃんや比較的痩せている赤ちゃんはうまく固定されずに、座っても体制がズレることもあります。
ベルトを使って体を固定させることもできますが、ベビーソファを購入する前には一度赤ちゃんの体形と照らし合わせておくことが大切です。
【③基本的にはお風呂では使えない】
水に濡れても大丈夫な素材で作られているベビーソファは、お風呂で使用して良いという意味ではありません。
ママの間では、体を洗っている間だけベビーソファに座らせておけば便利とされているケースもありますが、室内用のベビーソファでは滑ってしまう可能性もあります。
お風呂でも使いたいならば、浴室でも対応しているベビーソファを選びましょう。
【④目を離してしまいやすくなる】
ベビーソファに座っていれば下半身が固定された状態になるため、赤ちゃんは自力ではなかなか抜け出せません。
これによって、はいはいしてママやパパの後を追いかけてしまうこともなく、安心して家事ができます。
しかし、この安心が油断に繋がってしまうので注意しなければなりません。
「ベビーソファに座らせているから大丈夫」と、赤ちゃんから長時間目を離さないようにして下さい。
また、ベルトをして長時間座らせておくのもNGです。赤ちゃんも自由を奪われるとストレスが溜まってしまいます。
赤ちゃんはイレギュラーな動きをすることも多いので、予期せぬ事故につながらないよう気を付けましょう。
【ベルトがないものもある】
ベビーソファの中には、ベルトが付けられないタイプのものもあります。
赤ちゃんがじっとしているのが苦手な場合は、反動でベビーソファが倒れることもあるので注意が必要です。
まとめ
ベビーソファには、ベルトやテーブルといった付属品をカスタマイズでき、食事中だけでなく日常的に使用できる便利なアイテムです。
離乳食を始めるためだけに必要なものではなく、赤ちゃんの座る練習や赤ちゃんの居場所としても有効です。
どんな時に使用したいかを考えて、必要かどうか検討してみましょう。
ベビーソファのメリットとデメリットは、使い方によってはどちらにもなり得る場合もあります。
赤ちゃんのためになるような正しい使い方ができるものを選んで下さいね。