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妊娠出産後の仕事「理想と現実」

妊娠出産後の仕事「理想と現実」

■ 妊娠出産後の仕事はどうする?

妊娠・出産は女性の大きな分岐点。これまで仕事を頑張ってきた方にとって、妊娠や出産後も仕事を続けるか辞めるかは悩ましい問題です。

出産後も仕事を続けたいと考える人の意見は、下記のように将来を見据えて働くことを選択しているママが多いようです。

「仕事が好きだから産後も子育てをしながら働きたい」
「キャリアを積んでいきたい」
「将来のためにお金を貯めておきたい」

一方、妊娠中や出産後に仕事を辞めようと考える人の意見としては、下記のように周りをとりまく環境が、育児と仕事の両立を阻んでおり、やむを得ず働くことを断念したというママが多いようです。

「幼い頃は子どもの成長を見守りたい」
「妊娠中や産後の体調不良でやむを得ず復帰できない」
「助けてくれる家族や親戚がおらず、仕事と育児の両立が難しい」
「仕事に復帰しても職場における自分の居場所がない」
「産休・育休が取得しにくい会社だから」
「保育園の空きがなく、仕事の復帰が困難」

このように、妊娠出産前とは異なり、自分の意志だけではなかなか仕事復帰の決断ができないということもありますよね。

仕事を続ける・辞めることにはそれぞれメリット・デメリットがあります。それらを踏まえ、旦那さんともよく話し合ってこれからのことを考えていきましょう。

■ 妊娠出産後も仕事を続ける場合

女性が社会で活躍している現在、産休育休制度がしっかり整っていて出産後も復帰しやすい環境の会社も多くあります。自身のキャリアアップや将来のためにお金を貯めておきたいと考える女性にとっては、働きやすい魅力的な職場ですよね。

そのような会社で妊娠・出産後も仕事を続けようと思っているママは、以下のようなメリット・デメリットを理解し、産休や育休の申請を行うようにしましょう。

【妊娠出産後も仕事を続ける際のメリット】

  • 健康保険や雇用保険に加入している場合、産休中や育休中は給料の3分の2相当の額が貰える「出産手当金」という制度があり、休職中も生活が安定する
  • 育児休暇を取得している場合、保育園に申し込む際の基準指数が高くなる
  • 転職の必要がなくこれまでの仕事が続けられるので、給料面が安定し、キャリアアップにつながる
  • 仕事復帰をすることで社会とのつながりを持っていられる
  • 生活にメリハリができる

【妊娠出産後も仕事を続ける際のデメリット】

  • 育児、家事、仕事の両立で自分の時間がなくなる
  • 子どもが病気の時など自分の都合以外で仕事を休んだり早退したりすることが多くなり、会社の理解を得なければならない
  • 出産前と同じように働くことができず、時短勤務や部署移動などを強いられる可能性がある

■ 妊娠出産を機に仕事を辞める場合

子どもが生まれたら家庭に入って育児に専念したいと考える女性も少なくありません。特に子どもが小さいうちは、できる限り長く一緒に過ごしたいと思うママもいるでしょう。

その一方で、本当は仕事を続けたくても、産休や育休が取得しにくいなど会社の都合や家庭環境、自身の体調不良などの理由から仕方なく退職するという方もいると思います。

独身時代から継続してバリバリ働いていた方にとっては、仕事を辞めるという生活がイメージしにくいこともありますよね。

以下を参考に、出産を機に仕事を辞める場合は、どのようなメリット・デメリットがあるのかを事前に把握してから決断すると良いでしょう。

【妊娠出産を機に仕事を辞めるメリット】

  • 赤ちゃんの成長をそばで見守り、触れ合う時間をたくさん作ることができる
  • 生活リズムやママの体調を自分のペースで整えることができる
  • 日中、児童館や支援センターに足を運ぶことができ、ママ友を作るなどコミュニティを広げられる

【妊娠出産を機に仕事を辞めるデメリット】

  • 産休・育休を取得せずに退職すると、出産手当金が貰えず収入が減る
  • これまで仕事を通じて得られた人との関わりが減り、生活のメリハリを感じにくくなる
  • 働きたくなった時に再就職の幅が狭くなる(ブランクが長ければ長いほど難しい)
  • 子どもと一緒の時間が増える一方で、育児ストレスを感じやすくなる
  • パパの給料だけで家計のやりくりをしなければならなくなる

■ 産後の仕事復帰の理想と現実

一度会社を辞めてしまい、何年もブランクがあいてしまうと、やはりバリバリ仕事をしていた頃と比べ、勘が鈍ってしまうのが現実です。

また、子育て中の再就職というのはなかなか厳しいのが現実で、希望の職種に就くことが難しいことも多いでしょう。

また、待機児童問題が深刻な地域では、いざ働きたいと思ったときにすぐ保育園に入れる保証はありません。休職中の場合は入園の優先順位が下がってしまうケースがあるからです。

■ まとめ

共働き家庭が増加しているとはいえ、まだまだ働くママが安心して仕事を続けられるような社会の仕組みではないのが現実です。家庭によっても事情は様々でしょうから、家族でよく話し合って後悔のない選択をしてください。